メールの発信元を調べる(Ver7.22対応版)
 このコマンドは、現在選択されているメールの発信元を調べて、発信元の国識別子およびそれぞれの国についてのメール通数の一覧を表示します。
 このコマンドは、メールの中のReceived:ヘッダから発信元のIPアドレスを取り出して、それから「どのIPアドレスはどの国に割り当てられてるか」の一覧表を使って国を特定します。
 メールの中にReceived:ヘッダが入ってないとエラー扱いになります。
 Received:ヘッダがあってもうまくIPアドレスが取り出せない場合や、または適当なIPアドレスが取り出せたとしても、それがローカル用のIPアドレスであった場合はうまくいきません。
 IPアドレスがうまく取り出せても、そのIPアドレスがどの国に割り当てられてるか不明である場合、というよりは、秀丸メールが内部的に持っているIPアドレス<->国の対応表にマッチしない物についてはうまくいきません。

注意:
 Received:ヘッダが偽装されていると思わしきケースでは、秀丸メールは偽装されてると思わしきReceived:ヘッダを無視し、正しいと思わしきReceived:ヘッダから発信元を特定するようになっています。ただしこの判定は完全ではないので、ある程度偽装を見抜けないケースや、逆に偽装じゃないのに偽装と判定して間違った発信国を表す可能性があります。ということで、あまり信頼性の高い機能ではないことをご了承ください。