メールのエクスポート・ダイアログボックス(Ver7.00対応版)
注意事項!
 秀丸メールでは、受信したメールを画面に表示するのに都合のいい形(デコードした形)で保持しています。従って、受信したメールをエクスポートする場合、受信した元の形のメールとは少々異なる形式で出力されます。

 具体的に異なる例は以下の通りです。
 元の形式のまま忠実にエクスポートしたい場合は、受信ログをエクスポートしてください。受信ログは、「アカウント毎の設定・上級者向け・ログ」で適当な期間で受信ログを作成するよう指示しておけば作成されます(標準では二ヶ月分の受信ログを作成します)。
 受信ログを参照するには、「全般的な設定・フォルダ」の「表示するフォルダ」で「受信ログフォルダを表示する」をONにしてください。

以下、ダイアログボックスについてのヘルプ

形式
 エクスポートで出力するデータの形式を指定します。
 「秀丸メールテキストファイル」は、秀丸メールのメール内容をバックアップするときに便利な形式です。複数のメールを「Ctrl-L !」で区切って出力します。
 「UNIX MBOX(「From」区切り)」は「From 」で始まる内容をメールの区切りとする、UNIXの世界でよく使われている形式になります。この形式の場合だと、メール内容の行頭に「空白From空白」がある場合に、完全に元通りに復元できない可能性があります。
 「1メール1ファイル形式(.eml形式)」は、1つのメールを1つのファイルで出力する形式です。Windows上だとこのファイルをダブルクリックすることで「既定」と指定されたメールアプリが起動することが多いです。例えばWindows10の場合だと「メール」アプリが起動して中身を表示してくれます。
 「1メール1ファイルの.eml形式だけど拡張子.txt」は、「1メール1ファイル形式(.eml形式)」と中身は同じですが、保存されるファイルの拡張子が「.txt」となります。ファイルの拡張子が「.eml」でWindows10の場合だと、「タイムスタンプ=メールの送受信日時」がうまく効かないので、それの代替用に用意しています。

 一般に、他のメールソフト側でインポートさせる用にエクスポートする時は、UNIX MBOX形式か、または1メール1ファイル形式にするのがいいです。

ショートカット作成について
 ショートカット作成は、メール自体をエクスポートするのではなくて、メールを選択する用のショートカット(.lnkファイル)を作成する機能になります。作成されたショートカットをダブルクリックすると、秀丸メールが起動し、そのショートカットにリンクされたメールを秀丸メール上で選択する動作となります。

 参照:メール用のショートカット作成について

 ショートカット作成は、ストアアプリ版の秀丸メールでは使えません。


ファイル名の形式
 1メール1ファイル形式でエクスポートする場合の、ファイル名の生成法則を指定します。
 「連番タイプ」にすると、ExportXXXXX.emlのようなファイル名(XXXXX部分は適当な数字)となります。
 「Subjectヘッダから生成」にすると、Subject:ヘッダの内容をそのままファイル名にします。ただし、ファイル名が長くなりすぎる場合やファイル名が重なってしまう場合は適当に変更されることもあります。また、ファイル名として使えない文字も適当に変換されます。
 「Date + Subject」にすると、Date:ヘッダに入っている日時がファイル名の先頭に入り、その後Subject:ヘッダの内容が入ります。



タイムスタンプ=メールの送受信日時
 1メール1ファイル形式またはショートカットでエクスポートする場合の、ファイルのタイムスタンプ(最後に書き込みされた時刻)をどうするか指定します。
 ここをONにすると、1つ1つのメールの送受信日時をファイルのタイムスタンプとするようになります。

Windows10の場合の制限事項:
 Windows10の場合、ここのオプションをONにしてもファイルのタイムスタンプがうまく送受信日時にならず、エクスポートした日時になることが多いです。これはWindows10の「プロパティハンドラ」という部品が勝手にファイルのタイムスタンプを更新してしまうせいだと思います。これを回避するためには、ファイルの拡張子を「.eml」から何か別の物にするしかありません。
 なので、ここをONにしたい場合は、形式として「1メール1ファイルの.eml形式だけど拡張子.txt」を指定してください。
 「.txt」の形式でエクスポートしても、そのファイルの拡張子を後で「.eml」に変更すると、やはりファイルのタイムスタンプは書き換わってしまいます。タイムスタンプを更新したくない場合はエクスポートした「.txt」のままで使う必要があります。


エンコードする
 メールの内容を秀丸メールの表示しているそのままの形式で出力するか、またはインターネットのサーバー上でやりとりしている本来の形式(エンコードされた形式)で出力するのかを指定します。 一般的に他のメールソフトとやりとりするためには「エンコードする」としないと都合が悪い場合が多いです。単純にテキスト形式で参照したいだけならエンコードしない方がいいです。

 「エンコードする」をOFFにした場合には、メールの文字コードはShift-JISのまま出力されます。


添付ファイルも出力する
 添付ファイルも出力するかどうか指定します。ここをONにするためには、「エンコードする」もONにしないといけません。

 ただし、HTMLメールはうまく出力できません。


HTML形式メールをHTML形式で出力する
 HTML形式メールの場合に、HTML形式のまま出力するか指定します。OFFにすると、秀丸メールで通常表示する用のテキスト(プレーンテキスト形式)で出力されるのみとなります。ここのオプションをOFFにした場合で「添付ファイルも出力する」だけONにした場合は、HTMLメールは「HTMLメール.htm」または「HTML-Mail.htm」って名前の添付ファイルとして出力されます。
 HTML形式でエクスポートする場合、秀丸メールが一度受信解析して生成した「HTMLメール.htm」のファイルをもう一度エンコードしなおすような動作となりまして、もしかすると文字化けしてしまう可能性があります。なるべくならこのオプションは使わずに、受信ログをエクスポートする方がお勧めです。


X-Attach:ヘッダ出力
 ここのオプションをONにすると、X-Attach:ヘッダの中身をファイル名のみに変換してエクスポートされる先のメールに出力します。(V5.60β15から追加)
 エンコードしない場合、または添付ファイルを出力しない設定の時で、どういう添付ファイルがついていたのか記録したい場合にONにすると便利です。


自動折り返し部分に改行文字を入れる(送信系メールでのみ)
 送信系メールをエクスポートする時に、自動折り返し部分に実際に改行文字を入れるかどうか指定します。送信系のメールで「72桁で折り返し」がONになってるメールについてのみが対象になります。


utf-8文字コードで出力する
 ここのオプションをONにすると、メールの文字コードが何かに関係なく、すべてutf-8文字コードに変換してエクスポートします。
 「エンコードする」がONの場合はここの指定は出来ません。


 エクスポート・コマンド