メール内容表示・強調表示(Ver7.33対応版)
このページでは、メール内容を表示している部分での強調表示の設定をします。
- 強調表示
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強調表示するかしないかを指定します。
- 強調表示一覧
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強調表示する文字列の一覧を表示しています。
- 保存/読み込み
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「保存」ボタンを押すと、現在の強調表示一覧を秀丸エディタの強調表示ファイルと同じ形式のファイルに保存します。保存したファイルは「読み込み」ボタンから読み込むことが出来ます。
「保存」ボタンで保存できるのは普通の強調表示(1行単位の強調表示)だけで、複数行の強調表示については保存されません。
秀丸エディタの強調表示ファイル(hilightファイル)を読み込むことも出来ますが、読み込み対象ファイルの中に複数行の強調表示があっても、その内容は読み込まれず、無視されます。
- 複数行の強調表示
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改行をまたがった複数の行についての強調表示を定義します。定義できるのは4つまでです。(V5.79から4つまでに増えました)
複数行の強調表示は、開始文字列で指定した文字列にヒットした位置から終了文字列にヒットするまでの間を強調表示します。終了文字列にヒットしない場合は開始文字列以降からメールの末尾まで全部を強調表示します。
メールのヘッダについては複数行の強調表示は適用されません。
- 備考
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- 強調表示は、秀丸メール本体のメール内容枠およびメールエディタ上でのみ有効です。メール一覧上で強調したい場合は、別途、「全般的な設定・メール一覧・詳細・もっと詳細1」の所で強調表示を指定してください。
- 強調表示は1行単位で実行されるため、改行コードの「\n」を含む正規表現パターンは指定できません。指定してもうまくヒットしません。「複数行の強調表示」の場合でも、開始文字列/終了文字列それぞれ同様に「\n」を含めた指定は不可です。
- 強調表示定義ファイルの拡張子は、普通、「.hilight」となっています。保存する時はなるべくこの拡張子で保存してください。ちなみに保存された強調表示定義ファイルは普通のテキスト形式になっています。
- 強調表示の仕組みは秀丸エディタと同じです。秀丸エディタ用の強調表示定義ファイルは、そのまま秀丸メールでも使えます。
- 日本語を含んだ強調表示文字列は、外国語メールの場合は無効となります。例えば正規表現で"A|あ"のような、日本語にも英語にもマッチするような文字列を指定した場合も、その文字列全体が無視され、結果として「A」の強調表示もなされなくなります。英語メールでもうまく強調表示させるには、英語と日本語を完全に分けて強調表示文字列を定義してください。
- 強調表示も含めて、秀丸メール(秀丸エディタ)では色付けに優先順位があって、優先順位の低い色付けは効かないケースが多々あります。例えば「特に強調表示1」にヒットした文字列の中に「強調1」にヒットする文字列があっても、それが「強調1」に色付けされることはありません。例えばメールアドレスの色付けは、「強調1」よりも優先順位が高くて、結果、メールアドレスの中では強調1が効かないです。うまく効くようにするには、より優先順位の高い色付け(特に強調表示1など)を使ってください。