外部アドレス帳の追加ダイアログボックス(Ver7.41対応版)
 外部アドレス帳とは、秀丸メール標準のAdrBook.txtとは別のファイルをアドレス帳として使う機能です。追加された外部アドレス帳は、秀丸メールアドレス帳中の1グループのように動作します。

 外部アドレス帳を使えば、例えばサーバー上の共有ファイルと組み合わせることで、多人数でアドレス帳を共有することが出来ます。

アドレス帳に表示する名前
 アドレス帳のグループとして表示する名前を指定します。


参照するファイル
 外部アドレス帳用のファイルを指定します。右側の「...」ボタンを押して選ぶことも出来ます。

 持ち出しキットを使う場合、外部アドレス帳用のファイルのパス名をドライブ名入りのフルパスで指定しても、その中のドライブ名が持ち出しキットでうまく変換されず、参照エラーになってしまう可能性が高いです。この場合はファイル名をメールデータ用フォルダの相対パスか、またはドライブ名無しで「\フォルダ名\ファイル名」みたいなパス名指定で指定してください。例えばメールデータ用フォルダが「Z:」だとして、そこのルートに「外部アドレス帳用フォルダ」があるとしたら、普通だと「Z:\外部アドレス帳用\ファイル名」みたいに指定しますが、そこをあえて「\外部アドレス帳用\ファイル名」のようにドライブ名無しで指定すれば、持ち出しキット配下でもうまく参照できるようになります。メールデータ用フォルダと同じ場所にあるならパス名指定じゃなくてファイル名のみの指定で大丈夫です。


書き換え禁止
 外部アドレス帳ファイルを書き換え禁止にするかどうか指定します。ここをONにすると、秀丸メールのアドレス帳上から外部アドレス帳のメンバーを書き換えることが出来なくなります。


■外部アドレス帳についての説明
 外部アドレス帳ファイルは秀丸メールのAdrBook.txtと同じような形式になります。具体的には、1行目に「G0 アドレス帳」のような行が入り、2行目以降にメンバーが入ります。

 外部アドレス帳ファイルが書き換えられる時は、秀丸メール側で自動バックアップがなされます。バックアップファイルは、.bk0、.bk1…のような拡張子のファイルとなります。

 秀丸メールは外部アドレス帳ファイルについてのファイルロックのような排他制御をしません。なので、複数のユーザーが同時に外部アドレス帳を書き換えることが出来てしまい、その場合、最後に書き込んだ人の結果のみが有効となります。

 外部アドレス帳用のファイルの文字コードは、Shift-JISか、またはUTF-16(BOMあり)形式でないといけないです。他の形式(UTF-8等)だと化けてしまうのでご注意ください。