Message-Id検索ダイアログボックス(秀丸メール本体側)(Ver7.30対応版)
 このコマンドは、特定のMessage-Id(メッセージID)を検索して一覧表示します。
 このコマンドによる検索は非常に高速なので、Message-Idだけを検索したい場合はこちらを使ってください。
検索
 検索したいMessage-Idを指定します。Alt+↓キーを押すと、検索の履歴が表示されます。
 Message-Id文字列は、<>で囲まずに指定してください。


対象ヘッダ
 Message-Idを検索する対象のヘッダを指定します。ここで指定できるヘッダ以外および本文部分からMessage-Idを検索することはできません。


検索対象フォルダ
 検索対象のフォルダとして、特定のフォルダ(およびその配下)、現在のアカウント、すべてのアカウントが指定できます。
 現在のアカウントまたはすべてのアカウントを指定した場合でも、受信ログフォルダおよび送信ログフォルダは検索対象から除外されます。


スレッド的につながるメールも検索結果に追加する
 このオプションをONにすると、指定された条件で検索した後に、その結果のメール1通ずつについて、そのメールにスレッド的につながるメールをアカウント内から全検索して検索結果に追加します。
 スレッド的につながるメールを探すのにはそれなりに時間がかかります。

制限:
 ここで計算する「スレッド的につながるメール」は、高速化のために、Message-Id: / References: / In-Reply-Id:ヘッダによるスレッドのつながりだけを見て計算します。スレッド表示の設定にある「Re:で始まるメールを無理矢理連結する」のオプションは効きません。

 このコマンドによるスレッドの検索は、内部的な情報を使った簡易な方法で実行されます。なので、非常に高速ではありますが、たまに間違ったメールがスレッドに混じって出てきてしまう可能性がほんの少しだけあります。それだけご了承ください。

ゴミ箱を含むかどうかについて
 「全般的な設定・上級者向け・その他・その他2」の「簡単メールアドレス検索/「このメールのスレッド」コマンドで、ゴミ箱フォルダは検索対象から外す」をONにすると、検索対象からゴミ箱が外れます。


制限事項!
 このコマンドが検索対象とする「Message-Id:」ヘッダ、「In-Reply-To:」ヘッダ、「References:」ヘッダに複数のMessage-Idが入っている場合、それらのMessage-Id中の最後に指定されたMessage-Idのみを検索対象とします。
 また、「In-Reply-To:」と「References:」の両方が指定されている場合には、後で指定された方のヘッダしか検索対象としません。

 たとえば、よくあるケースとして、
References: <AA@AAA.AA>, <BB@BBB.BB>
 のように記述されている場合、秀丸メールが対象とするのはBB@BBB.BBのMessage-Idのみとなります。秀丸メールのスレッド表示での連結方式も同じように1つのMessage-Idしか対象としないようになっています。