Palm連携について(Ver7.22対応版)
 秀丸メールはPalmデバイスとの連携用にMAPIの一部(Palm連携に必要な物のみ)をサポートしています(Version 1.35以降)。従って、秀丸メールとPalmとの連携には、Palmデバイスに標準添付されているHotSyncソフトウェアを使います。 秀丸メール側の「全般的な設定・基本」の「秀丸メールを標準のメールソフトとする」をONにしておけば、HotSync側が自動的に秀丸メールを呼び出して連携するようになります。
HotSync側の設定方法
 HotSync側としては、特にメールソフト用の設定をする必要はありません。あえて設定しなければいけない場合は、Outlook Expressと同様に設定してください。


秀丸メール側の設定方法
 秀丸メールでは、特に何も設定しなければ、標準として指定したアカウントの受信フォルダ内のすべてのメールをPalmと同期するようになります。同期対象のアカウントやフォルダを指定したい場合には、 「全般的な設定・上級者向け・MAPI(Palm連携用)」を使ってください。

 Palmデバイスから送信要求されたメールは、標準ではHotSyncの時に「今すぐ送信」とします。これについても全般的な設定側で変更できます。
 Palmデバイスからの送信要求メールは、秀丸メール側の標準のアカウントから送信されます(同期用に指定されたアカウントではありません)。


秀丸メールがサポートするMAPIについて
 秀丸メールはPalm連携およびInternet Explorerからのフォーム送信に対応するため、以下のMAPI関数に対応しています。
MAPIDeleteMail
MAPIFindNext
MAPIFreeBuffer
MAPILogon
MAPILogoff
MAPIReadMail
MAPISendMail
 秀丸メールのMAPIReadMailでは、添付ファイルのやりとりをサポートしません。


メール削除(MAPIDeleteMail)用の隠し機能
 MAPIからメールの削除が指示された場合、普通はメールをゴミ箱フォルダへ移動する動作となります。ところが、MAPIの対象アカウント直下に「MAPIゴミ箱」という名前のフォルダを作成しておくと、削除指示されたメールはそのフォルダへ移動するようになります。