全般的な設定・ウイルス対策・詳細(Ver6.93対応版)
送受信時にメール拡散型ウイルスの活動を調べる
 ここのオプションをONにすると、ご自身のパソコンが、いわゆるメール拡散型のウイルスに感染してるかどうかを調べます。具体的には、netstatというコマンド相当のことを内部的に実行して、現在のパソコンが外部のsmtpサーバーに接続しているかどうか調べ、 もし何らかの接続が見つかった場合は警告メッセージを表示します。
 この調査の処理は、秀丸メール本体上で送受信系のコマンドを実行するタイミングで、送受信系の処理の最初に実行されます。

注意:
  • 秀丸メール以外のメールソフトやメールサーバー系のソフトを併用していて、例えば他のメールソフトで送信している最中に秀丸メール上で受信などを実行すると、いわゆる誤判定が発生します。そういう誤判定が発生するようなケースでは、ここのオプションをOFFにしてください。
  • この機能は、メール拡散型ウイルスへの感染を未然に防ぐための機能ではなく、万が一感染した場合に、感染したことに気づくための機能です。未知のウイルスについても、メール拡散型であれば(感染したこと自体は)検出できます。


メールデータ中の'@'を偽装して保存する
 ここのオプションをONにすると、秀丸メールのデータ用ファイル類の中の'@'の文字を、0x7Fの制御記号に置き換えて保存するようになります。そうすることによって、万が一パソコンがウイルスに感染しても、自分自信がウイルスをばらまく危険を大いに減らすことが出来ます。
 パソコンがウイルスに感染すると、そのウイルスは自分自身を他の人にもばらまくために、パソコンのハードディスクの中からメールアドレスと思わしき物を収集しようとします。しかし、'@'を偽装して保存しておけば、ウイルスソフトがメールアドレスをうまく収集出来なくなります。
 ウイルス感染だけじゃなくて、最近はスパイウェアやマルウェアとかいう悪質なソフトが多数存在するようなので、そういうソフトによって個人情報が漏洩してしまう事態を防ぐのにも役立つと思います。

注意:
  • 秀丸メールの古いバージョン(V4.76以下)では、この'@'の偽装保存には対応してないです。なので、一度'@'を偽装して保存したメールデータを古い秀丸メールでアクセスすると、文字化けしたような表示になってしまいます。
  • ここのオプションをONにすると、電子メール形式の添付ファイル(拡張子が.emlのファイル)についても'@'の偽装が行われます。そのように偽装された.eml形式ファイルをそのまま他のアプリケーションソフトで扱おうとすると、'@'部分が化けて表示されてしまいます。他のソフトで扱う場合は、一度ドラッグ&ドロップ等で他のフォルダにコピーしてから作業してください。(他のフォルダにコピーすると偽装が解除されます)
  • HTMLメール用のファイル(index.htmファイル)中の'@'については、「@」という風に偽装されます。また、一度このように偽装したindex.htmファイルはオプションをOFFにしても元には戻りません。
  • ここのオプションをONにしても、メールアドレスとはまったく無関係と思わしき'@'については変換されないケースがあります。
  • 既存のメールデータの'@'を偽装または偽装解除する時には、原則として、ファイルのタイムスタンプは書き変わりません。なので、'@'の変換をした後にメールデータをバックアップする時は、メールデータ用のフォルダ配下のファイルをすべてコピーさせるようにしてください。タイムスタンプで比較してバックアップするやり方ではうまくバックアップされません。


HTMLメールのHTML部分を削除したら、HTMLメール用アイコンすらも出ないようにする
 ここのオプションをONにすると、HTMLメールのHTML部分を削除した場合に、メール一覧上でのHTMLメール用アイコンを出さないようにします。
 HTMLメールをHTML形式で参照することがほとんど無い場合は、このオプションをONにしておくと、メールを選択した時にいちいち添付ファイル用の枠も出なくなって便利です。


HTMLメールのHTML部分を削除する時に、HTMLメールに含まれるイメージ添付ファイル類もいっしょに削除する。
 ここのオプションをONにすると、HTMLメールのHTML部分を削除した場合する時に、HTMLメール内に貼り付けてあるイメージ類の添付ファイルもいっしょに削除します。


アンチウイルスソフトのリアルタイム検索に対応させる
 アンチウイルスソフトを常駐させ、いわゆるリアルタイム検索をONにしている場合には、秀丸メール側のこのオプションをONにしてください。

 リアルタイム検索を使わない場合は、秀丸メールの受信を少しでも速くするために、ここのオプションをOFFにするといいです。

 ここをONにすると、秀丸メールは受信したメールを一度テンポラリファイルに保存し、ほんのわずかな時間だけ待機します。受信したメールがもしウイルス入りのメールだったすると、 そのわずかな待ち時間の間にアンチウイルスソフトがテンポラリファイルを削除(または隔離)します。秀丸メール側では、テンポラリファイルが削除された場合にはその後のメールの保存を取りやめ、 「メールがアンチウイルスソフトによって隔離された」と分かるように後処理(ヘッダ部分のみのメールの生成など)を行います。

 アンチウイルスソフトのリアルタイム検索を使う場合には、ここのオプションを必ずONにしてください。そうしないとウイルス入りのメールだけではなく、他の隣接するメールもまとめてアンチウイルスソフトに削除(または隔離)されてしまいます。なぜかと言うと、 秀丸メールでは1つのファイルに複数のメールをまとめて保存するからです。多くのアンチウイルスソフトはファイル単位でごっそり削除してしまいます。注意してください。

補足1:
 電子メールを通信経路上で見つけて駆除するタイプのアンチウイルス(いわゆるメール検索)が働いている場合は、ここのオプションをOFFにしても問題ありません。


補足2:
 ウイルスを見つけた場合にファイル全体を削除するのではなく、ファイル中のウイルス部分を空白で塗りつぶしてくれるタイプのアンチウイルスソフトであれば、ここのオプションはOFFでもかまいません。具体的にはNorton Antivirus2002の場合がそれに該当します。




アンチウイルスソフトのリアルタイム検索をなるべく高速動作させる
 このオプションをONにすると、アンチウイルスソフトのリアルタイム検索によって秀丸メールの動作が遅くなるのをなるべく小さくし、結果として秀丸メールの動作を高速にします。

 このオプションがONの場合、秀丸メールはファイルに何か書き込んだ後、しばらくファイルをクローズせずに、そのままオープンしっぱなしにします。そして、秀丸メールのいろんな処理が一段落した時に、おもむろにファイルをクローズします。 アンチウイルスソフトのリアルタイム検索は、一般にファイルをクローズするタイミングで動作するので、このオプションをONにすることによってリアルタイム検索の回数を減らし、高速動作させることが出来ます。

 例えば10通のメールを連続して受信する場合を単純化して説明すると、普通なら「オープン/書き込み/クローズ」の処理を10回繰り返します。ここのオプションをONにすれば、「オープン/書き込み/書き込み/…/クローズ」のような処理となり、 アンチウイルスソフトのリアルタイム検索を1回だけしか実行させないように出来ます。

注意!
 このオプションをONにすると、ファイルへ書き込みした後であってもしばらくファイルがオープンされたままになり、例えばその状態でパソコンの電源が落ちたりすると、ファイルが破損する危険性が増します。Windows2000の場合、作者が調べた限りでは、 ファイルをクローズせずとも書き込み自体が終わっていればファイルは壊れませんでしたが、Windows95ではクローズされないファイルは確実に破損しました。Windows95/98/Me系の場合は特に注意してください。

 (一応、破損した場合でも、スキャンディスクにて復旧することは出来るようですけど)




本文が非常に長いメールは1メール1ファイル形式で保存する
 本文が非常に長いメールを1メール1ファイル形式で保存するかどうか指定します。これは非常にまれなケースですが、BASE64エンコードされたウイルスがメール本文に紛れ込んで入ってくるケースがありまして、 その場合、運が悪いとアンチウイルスソフトによってメール用のファイル全体が隔離されてしまうことがあります。もしそのメール用ファイルに他のメールが混じっていると、他のメールも道連れとなって無くなってしまいます。そういうまれな事故を防ぐためには、 ここのオプションをONにしておいてください。
 V3.50時点で、1メール1ファイル形式とするかどうかのサイズの境目は、メール本文のサイズが約20キロバイト程度となっています。なので、メール本文が20キロバイト以上(全角文字で1万文字程度以上)の場合は1メール1ファイル形式となります。 一般にやりとりするメールでそのように本文が非常に長いケースは、まず無いと思います。