すべてのゴミ箱を空にする(Ver7.22対応版)
 このコマンドは、すべてのゴミ箱(アカウントごとのゴミ箱すべて)を空にします。
 ここで言うゴミ箱とは、アカウントごとに秀丸メールが管理しているゴミ箱であり、Windowsのデスクトップにあるゴミ箱とは別です。
 Windowsのゴミ箱を空にしても、秀丸メール側のゴミ箱は空になりません。
 特定のアカウントのゴミ箱だけ空にしたい場合には、そのゴミ箱を右クリックして表示されるメニューから「このゴミ箱を空にする」を選んでください。

 ゴミ箱を空にしてしまうと、そこにあったメールは復元できなくなります。ただし、受信ログや送信ログが残っている場合には、 そのログから「受信解析のやり直し」を実行することによってメールを復元することができます。

 秀丸メール終了時に毎回ゴミ箱を空にしたい時は、「全般的な設定・基本」の中のオプションを使ってください。

参照:フォルダ枠・フォルダ上での右ボタンメニュー



「すべてのゴミ箱を空にする」ダイアログボックスの説明

フォルダ毎の設定で自動削除を指定してる場合のチェックもする
 フォルダ毎の設定の「基本 - 自動削除」のページにて、「古くなったメールは自動的に削除する」のオプションをONにしている場合、普通はそのように指定していても、そのフォルダを選択しないと自動削除が実行されません。参考:フォルダ毎の設定・自動削除
 ここのオプションをONにしてOKすれば、すべてのゴミ箱を空にした後で、自動削除の指定されたフォルダを探し出して、自動削除をその場で実行します。


ゴミ箱用に指定されたIMAPサーバー上のフォルダも空にする
 ここのオプションをONにすると、アカウント毎の設定の「メールサーバー・POP3/IMAP4」で「ゴミ箱用のフォルダ指定」がONになってる場合に、そこで指定されたゴミ箱用フォルダの中身もすべて空にします。


リンク切れ添付ファイル/HTMLメールの残骸のクリーンアップもする
 秀丸メールを長く使っていると、例えばメールを削除しても、そのメールに含まれていた添付ファイルだけが間違って残骸として残ったり、あるいは添付ファイルは削除されてもそれ用のフォルダが残骸として残ってしまうことがあります。ここのオプションをONにしてOKすると、ゴミ箱を空にした後で、そういう残骸ファイル/フォルダが無いか検索して一覧表示し、そこで削除が指示出来ます。
 リンク切れ添付ファイル/HTMLメールの残骸を検索するにはすべてのメールをスキャンする必要があるので、けっこう時間がかかります。