スレッドの連結/切断について(Ver7.33対応版)
秀丸メールのスレッド表示は、メールの「Message-Id:」ヘッダや「In-Reply-To:」ヘッダを使って生成されます。ところが、メールによって間違った「In-Reply-To:」ヘッダが付いていたり、または「In-Reply-To:」ヘッダが付いていなかったりして、
スレッドのつながり方がおかしくなることがあります。
この場合、秀丸メールの「メールの改変」機能によって、「In-Reply-To:」の内容を書き換えれば正しくスレッドをつなぎ変えることができます。さらに、秀丸メールには、スレッド表示中でのメールのドラッグ&ドロップによって、スレッドのつなぎ変えや切断を自由に制御する機能があります。
- ●注意
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「全般的な設定・メール一覧・スレッド表示」で「件名が違う発言は別スレッドとする」がONになっていると、スレッドの連結がうまく機能しない場合があります。
スレッドの連結/切断を実行することによって、メールの中のIn-Reply-To:ヘッダ、References:ヘッダが改変されますが、場合によっては連結元となったメールのMessage-Id:ヘッダが書き変わることもあります。具体的には、Message-Id:ヘッダの存在しないメールにスレッド連結しようとした場合、そのままでは連結出来ないので、連結元メールに秀丸メールが独自に生成したMessage-Id:ヘッダが付加されます。
- ●スレッドの連結
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結合したいスレッドの下位になるメールをドラッグして、上位になるべきメールの上にドロップしてください。
- ●スレッドの切断
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切断したいスレッドの下位のメールをドラッグして、スレッド表示中の一番左側の線の上にドロップしてください。
- ●確認メッセージ
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ドロップすると、確認メッセージが表示されます。「OK」を押すと実際に処理がなされます。この時、「連結したメールに改変マークを付ける」オプションをONにすると、ドラッグしたメールに改変マークが付きます。