設定内容の保存/復元ダイアログボックス(Ver7.30対応版)
設定内容の保存場所について
 秀丸メールでの各種の設定内容の多く、例えば3枠区切りか2枠区切りかとか、ホームディレクトリはどこか等の情報は、いわゆる「レジストリ」という所に記憶されてます。例えば現在使っているパソコン上での秀丸メールの各種設定を、 他のパソコン上でもそのまま再現させたい場合、レジストリに保存された設定内容を他のパソコンにコピーさせる必要があります。しかし、レジストリの内容を一般ユーザー様が直接操作するのは大変難しく、失敗するとWindowsがおかしくなってしまう危険もあります。 なので、秀丸メールでは、「設定内容の保存」によって、このレジストリの内容をファイルに出力したり、逆に、ファイルに出力した設定内容をレジストリに書き戻したりする機能を用意しています。


アカウント毎の設定など
 先ほどの話で、秀丸メールの各種設定はレジストリに記録されると書きましたが、実は、一部の情報はレジストリじゃなくて、ファイルに保存されています。具体的には、「アカウント毎の設定」は、 各アカウント用のフォルダ配下の「account.bin」というファイルに保存され、「フォルダ毎の設定」は、各フォルダ毎の「prop.bin」というファイルに保存されます。
 他に、アドレス帳の内容はAdrBook.txt、テンプレート内容はt_XXXX.bin等のファイルに保存される等となっています。


ダイアログボックスの説明
 設定内容の保存/復元ダイアログボックス上では、設定内容を保存するのか復元するのか指示し、さらに、保存する場合には、具体的に保存する設定の種類を指定します。
 「次へ>>」ボタンを押すと、保存先のファイルまたは復元元のファイルを指定するダイアログボックスが出てきます。


持ち出しキット利用時
 秀丸メール持ち出しキットを使って持ち出し用の秀丸メールにしてる場合、ここの「設定内容の保存/復元...」は使えないです。持ち出しキットを使ってる場合、秀丸メールのプログラム用フォルダにある「HmMail.ini」ってファイルが設定を保存してるファイルなので、それをバックアップなり復元なりしてください。


保存/復元されない設定内容について
 ここのコマンドを使っても、秀丸エディタの設定に関係する物は保存/復元されません。具体的には「設定 - 秀丸エディタの動作環境...」で設定できる項目についてが対象外になります。この設定については別途秀丸エディタ上で「設定内容の保存/復元」を使えば保存/復元が可能です。

 検索ダイアログでの「あいまい検索」を実行する時のあいまい検索の設定についても、保存/復元の対象外となります。これについては手作業で再設定してもらうしかありません。


参照:設定内容の保存/復元コマンド