全般的な設定・上級者向け・デバッグ・デバッグ2(Ver7.33対応版)
- 添付ファイル枠のアイコンをキャッシュしない
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添付ファイル枠に表示する用のアイコンは、例えばファイルタイプが同じなら、一度読み込んだアイコンはそのままメモリ上にキャッシュし、ファイルタイプの物に繰り返し使います。
ここのオプションをONにすると、そのようなキャッシュをせず、添付ファイルのアイコンを表示するタイミングで毎回読み込み直しします。
- シングルスレッド動作
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秀丸メールは、いわゆるマルチスレッドアプリケーションになっていて、秀丸メール本体ウィンドウとエディタ・ウィンドウが別スレッドで動作するのが基本になっています。なので、例えば秀丸メール本体ウィンドウで何か作業している最中であっても、エディタ・ウィンドウは独立してウィンドウが操作出来ます。
ここのオプションをONにすると、そのマルチスレッド動作をやめて、すべて1つのスレッド(シングルスレッド)内で動作させる形になります。
ここのオプションをONにすると、例えばエディタ・ウィンドウ上で何かダイアログボックスを出すようなコマンドを実行している最中に、秀丸メール本体ウィンドウ上で何か操作しようとしても、それが出来なくなります。また、テストもちょっと不十分なので、予期しないバグが出る可能性も十分あります。普通はONにしないでください。
ATOK2012と秀丸メールを同時に使う時で、いろいろ対策してもダメな場合用にここのオプションを用意しました。ATOK2012との相性問題で秀丸メールがいきなりエラー終了してしまう現象が起きる場合は、まずはテキストサービスをOFFにしてATOKパレットを表示する設定にして、さらにカーソル位置の入力モード表示もOFFにするなどしてみて、それでも解決しない場合の最終手段として、ここのオプションをお試しください。
- サスペンド/休止モードから復帰したら秀丸メールを再起動する
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サスペンド/休止モードから復帰した後に、秀丸メールの動作が不安定になる場合があります。具体的には、HTMLメールViewerでHTMLメールをインライン表示しようとすると固まってしまう場合があります。
その場合は、ここのオプションをONにして、サスペンド/休止モードから復帰した時に自動的に秀丸メールを再起動して使っていただくしか無いです。
ここのオプションによって再起動が実行される場合、書きかけのメールは基本的にそのまま草稿フォルダに保存されます。または、受信したメールを改変する操作をしていた場合も、その状態で保存されてエディタ・ウィンドウもすべて閉じる動作となります。検索結果の一覧がある場合も勝手に閉じます。
秀丸メールの本体ウィンドウやエディタ・ウィンドウが何か別のウィンドウ(例えば全般的な設定のウィンドウなど)を表示している最中だと、うまく再起動されないことがあります。
- 未知のフォルダが発生してるかどうか探す処理を抑止する
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秀丸メールのデータ用フォルダに何か新しいフォルダが追加されていると、秀丸メールはそのフォルダを遅延してスキャンし、もしも新しいフォルダがあればメッセージ表示し、その後、フォルダの中身をもう一度作成し直す処理をします。
ここのオプションをONにすると、その「未知のフォルダ」を探す処理を無くしてしまいます。なので、ここのオプションをONにすると、エクスプローラを使うなどして新しいフォルダを作っても、それが秀丸メール側にフォルダとして出現しないことになります。
ここのオプションをONにしてる場合は、「ファイル」メニューの「アカウント/フォルダ一覧ツリーの再作成」を実行すれば、そういった未知のフォルダもスキャンしなおしてくれます。
ここのオプションは、身に覚えのないフォルダが勝手に未知のフォルダとして表示されてしまう特定ユーザー様用に用意したオプションです。普通のユーザー様はOFFのままで使ってください。
- 添付ファイル用フォルダ配下のフォルダを警告無しで削除する
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添付ファイル付きメールやHTMLメールを削除する時に、それ用のフォルダの配下に何か余計なフォルダがあると、そのフォルダも含めて削除してもいいか問い合わせメッセージが表示されます。
ここのオプションをONにすると、その問い合わせメッセージを表示することなく、余計なフォルダを即座に削除します。
普通はそのような余計なフォルダが発生することは無いはずですが、何らかの理由でそういう余計なフォルダが頻繁に発生する場合は、ここのオプションをONにして使ってください。
Version 6.31β15で追加されたオプションになります。
- IME文字列がある場合はホイールスクロールしない
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かな漢字変換で入力してる最中の、入力途中の文字列がある時に、ホイールスクロールさせないようにします。たぶん、ノートパソコンのトラックパッドを間違って触ってしまってもカーソルが勝手に移動しないように作ったオプションだと思います。
- マウスカーソル非表示の時はホイールスクロールしない
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こちらも、文字入力中に間違ってトラックパッドを触っても勝手にホイールスクロールしないようにするオプションだと思います。
- タスクトレイのアイコンが変化しなくなるバグ対策
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新着メールがあるとタスクトレイのアイコンが青くなるはずですが、何らかの理由で青くならないことがあるらしいです。その場合ここのオプションをONにすると直るかもしれません。
ここのオプションをONにすると、受信の度にタスクトレイのアイコンを一度削除してから追加しなおす処理が実行されます。
- 検索時のファイル読み込みでエラーが出る対策
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「検索して一覧作成」で「ReadFileに失敗」などのエラーが出る場合、ここのオプションをONにするとエラーが回避できるかもしれません。特に、ファイルやフォルダやドライブ自体を暗号化するような特殊なソフトウェア製品を使っておられる場合に効果があるかと思います。
- 検索時のファイル読み込みでエラーが出る対策その2
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「検索時のファイル読み込みでエラーが出る対策」をONにしてもダメな場合はこちらを試すといいかもしれません。こちらのオプションをONにすると、メール用ファイルの読み込み方式を、1通ずつ、ランダムアクセスで読み込むようになります。ファイルの読み込みは多少遅くなる可能性が高いですが、マルチスレッドで処理することは変わりません。
NEC社製のInfoCageをお使いの場合はここをONにすると直るそうです。
- HTMLメール編集アドインでDeleteキーが効かない対策
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HTMLメール編集アドインの中でDeleteキーが効かない時に、ここのオプションONを試してみてください。
- HTMLメール編集アドインでDeleteキーが効かない対策その2
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「HTMLメール編集アドインでDeleteキーが効かない対策」をONにしてもダメな時は、こっちをONにしてみてください。
- 添付ファイルを開く時に落ちる対策
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添付ファイルを開いて秀丸メールが保護違反で落ちてしまうことがある場合に、ここのオプションをONにしてください。ここをONにすると、添付ファイルを開く用の「ShellExecute」のAPI呼び出しを、別プロセス上で実行するようになります。万が一それで保護違反が起きても別プロセスが落ちるだけで済むので、秀丸メールのウィンドウが無くなってしまうことを防げます。
- 秀丸メール終了時に座標系の値をレジストリに保存しない
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秀丸メールは終了時に、秀丸メール本体ウィンドウの位置やサイズ、エディタウィンドウの位置/サイズ、メール一覧の中の列の幅などの座標に関する情報をまとめて保存します。ここのオプションをONにすると、それらの保存を一切行わなくなります。
秀丸メールを起動した時にウィンドウ位置/サイズが狂ってしまう場合は、ここのオプションをONにすると回避できる可能性があります。
ここのオプションをONにする場合で、ウィンドウの座標関係の値をしいて保存したい場合は、「今現在の座標を今保存する!」ボタンを押してください。
- ヒープ破壊テスト!
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ここのボタンを押すと、いわゆるヒープをわざと破壊するテストをします。
ヒープが破壊されると、普通は0xC0000374の例外(Heap Corruption)が発生します。