アカウント毎の設定・メールサーバー・POP/IMAP・送信済みメール(Ver7.40対応版)
- 送信済みメールをIMAPサーバーに自動アップロード
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ここのオプションをONにしてアップロード先フォルダを指定すれば、メールを送信した後に、そのメールをIMAPサーバーに自動でアップロードします。秀丸メールのIMAP関係機能には送信済みメールをサーバーと同期させる機能が無いので、ここのオプションを使って、とりあえず送信したメールをメールサーバーのSentフォルダにアップロードするのがお勧めです。
gmailなど、いくつかのIMAPサーバーでは、メールを送信するだけで自動でSentフォルダにそのメールが追加されます。そういうアカウントの場合はここのオプションを使う必要は無いです。
ここのオプションがONの場合、何かメールが送信された時に、そのメールがアカウント配下に「_imapupload_temp」って一時フォルダが作成されて、そこにアップロード用のファイルが保存されます。それが後でIMAPサーバーにアップロードされる動作になります。「今すぐ送信」とした場合、送信の処理自体はエディタ・ウィンドウ上で実行されますが、IMAPサーバーへのアップロードは秀丸メール本体ウィンドウ上で実行されます。
- IMAPサーバーへのアップロードでエラーになる場合
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IMAPサーバーへのアップロードでエラーになる場合、エラーになった後に「送受信」メニューの「直前のやりとり記録」を実行して出てくる内容からエラーの原因が特定できる可能性が高いです。やりとり記録の最後の方に、「C3 NO ....」みたいな「NO」を含む応答があって、そこに英語でエラー内容が入っています。例えば「フォルダが存在しない」とか「ラベルが見つからない」みたいな意味の文面の場合はアップロード先のフォルダが存在してない可能性が高いので、その場合はここの「参照」ボタンを押してもう一度アップロード先を指定するなどしてください。
エラーがもしもメール自体に問題がある場合、例えばメールのサイズが大きすぎてアップロードできない場合など、何度実行してもエラーを繰り返してアップロードが永久に失敗してしまいます。その場合はWindowsのエクスプローラを使うなどして秀丸メールのメールデータ用フォルダを参照し、アカウント用のフォルダの配下に「_imapuploadsent_temp」のような名前のフォルダがあって、その配下に失敗したメールの残骸が残っています。その残骸ファイルを削除すれば、とりあえずエラーが回避できます。
関連コマンド:
IMAPサーバーにアップロード