$(SetHeader, ヘッダ名, 内容)、$(AddHeader, ... ) (テンプレート)(Ver7.33対応版)
SetHeader命令は、メールのヘッダ部分からパラメータで指定されたヘッダを検索し、その内容を置き換えます。指定されたヘッダが見つからない場合は新しく追加します。
AddHeader命令は、メールのヘッダ部分にパラメータで指定された新しいヘッダを追加します。
ヘッダ名には、"From:"または"From"のように、コロンを付けるか、または省略して指定します。ダブルクォーテーションで囲む必要はありません。
内容部分には、ダブルクォーテーションで囲んだ文字列や、$(...)を使って得た値、それらを「+」演算子を使って連結した内容が指定できます。内容が単純な英数字だけの場合はダブルクォーテーションを省略可能です。
$(SetHeader, ...)の後ろに改行を入れてしまうと、その改行はメール本文中にそのまま改行として入ってしまいます。$(SetHeader, ...)の後ろには余計な改行を入れないか、または$-を入れてください。
例 |
$(SetHeader, From, "斉藤秀夫 <maruo@mitene.or.jp>")$-
$(AddHeader, Bcc, "テスト <test@test>")$-
$(SetHeader, Content-Type, "text/html")$-
$(SetHeader, Subject, "見積もり依頼 " + $(CurrentDate,"YYYY-MM-DD") )
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- NoWarningHeaderUpdate命令!
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SetHeader命令にて、To: / Cc; / Bcc; の宛先ヘッダを書き換えると、普通は警告メッセージが出ます。この警告メッセージを出さなくするためには、SetHeader命令よりも前に、NoWaringHeaderUpdate命令を入れてください。例えば以下のようにします。
$(NoWarningHeaderUpdate)$-
$(SetHeader,To,"あああ <xxx@xxx.xx>")$-
- SetHeaderUnited命令
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SetHeader命令は、セットする対象ヘッダが元々複数あった時に、1つ目のヘッダしか置き換えしてくれません。複数存在してるヘッダをまとめて置き換える用に、SetHeaderUnited命令があります。例えばTo:ヘッダやCc:ヘッダを正しく置き換えたい場合は、そちらを使ってください。
参照:
SetOrDeleteHeader,AddHeaderIf、
SetHeaderUnited、
DeleteHeader