Outlook Express、その他メールソフトからの移行方法(Ver7.22対応版)
 他のメールソフトから秀丸メールに移行する場合、元々使っていたメールソフト上の各種データをそのまま秀丸メールに移行させる方法については、現在、秀まるおのホームページ上の「他のメールソフトからの移行方法」として情報を掲載しています。そちらを参照ください。

 移行方法については、ネット検索した方がいい情報が見つかることもあります。例えば「Thunderbird 秀丸メール 移行」のようなキーワードでネット検索すると、ユーザーさんが実際に移行した時の話などがヒットすることが多いです。

 以下、昔書いた内容も念のため掲載しておきます。
その1: Outlook Expressからのメールデータの移行方法
 Outlook Expressからメールデータを移行するには、Outlook Expressからメールデータをフォルダ上にドラッグ&ドロップしてエクスポートする方法がお勧めです。

 具体的には、デスクトップ上に「メールデータ」など適当な名前のフォルダを作成して、Outlook Express上からメールを全部選択しマウスで「メールデータ」フォルダにドラッグ&ドロップします。 このように操作すると、フォルダにドラッグしたメールが全部1つ1つのファイルとしてエクスポートされます。

 うまくエクスポートできたら、今度は秀丸メール側の「ファイル・インポート」を実行してください。「インポートするファイルの種類」を「1メール1ファイル形式」とし、「次へ>>」をクリック。 さらに、「フォルダを指定し…」を選んで「次へ>>」をクリックし、エクスポートしたファイルのあるフォルダを選択してください。


その2: Outlook Expressその他からのアドレス帳の移行方法
 秀丸メールのアドレス帳には、CSV形式ファイルからメンバーをインポートする機能だけ用意しています。なので、他のメールソフトからアドレス帳を移行するには、まずは他のメールソフトのアドレス帳内容をCSV形式にエクスポートしてください。
 例えばOutlook Expressなら、アドレス帳の「ファイル・エクスポート・他のアドレス帳...」を実行してから「テキストファイル(CSV)」を選ぶことで、CSV形式でのエクスポートが出来ます。

 アドレス帳に複数のグループを登録している場合、CSV形式でアドレス帳を移行させるためには、登録されている複数のグループそれぞれについてCSV形式でのエクスポート/インポートを実行する必要があります。

 アドレス帳・CSVファイルのインポート


その3: その他メールソフトからのメールデータの移行方法
 メールのデータ形式が、一般的なUNIX MBOX形式(From区切りテキストファイルとも言う)になっている場合は、直接秀丸メール側でインポートすることができます。 そのような標準的な形式になってない場合には、UNIX MBOX形式でエクスポートしてからインポートしてください。

 エクスポート機能が無く、内部データが普通のテキストファイルになっている場合には、そのテキストファイルを整形することによって、インポートできることがあります。 例えば「電信八号」の場合では、メールのヘッダと本文の区切り位置に「-----」のような文字列が入っているので、これを秀丸メールの全置換コマンドなどで除去すればインポートできます。