ログの取り方、使い方(Ver7.33対応版)
受信ログ、送信ログ
 秀丸メールでは、受信したメールおよび送信するメールは、原則としてShift-JISコードに変換された、普通のテキストファイルの形式です。いわゆるインターネットのメール形式(RFC822形式)そのままではありません。
 RFC822そのままの形式で閲覧したい場合には、受信ログや送信ログを使います。
 受信ログは、受信したメールについてのRFC822形式の物で、送信ログは、自分が送信したメールについてのRFC822形式の物です。これらは「アカウント毎の設定・上級者向け・ログ」の設定によって、作成する/しないかを指定できます。 標準の状態では受信ログだけを生成するようになっています。

 特定のメールについての受信ログまたは送信ログを参照するには、メールを選択した状態で「検索・関連するメール・このメールのログ」コマンドを実行してください。対応するログがメールエディタで開かれます。

 受信ログおよび送信ログの一覧を見るには、「全般的な設定・フォルダ」の「受信ログフォルダを表示する」あるいは「送信ログフォルダを表示する」のオプションをONにしてください。


受信ログ、送信ログのデコード
 受信ログ/送信ログは、RFC822形式で保存されていて、中身を見てもよく分かりません。中身を普通のメールのように表示するには、「デコード」する必要があります。

 ログ中のメールをダブルクリックするなどしてメールエディタで開こうとすると、「デコードして開く」か、「そのまま開く」かを指定できます。そこで「デコードして開く」を選択すれば、読める形のメールが表示されます。そこから返信などをすることもできます。


受信解析のやり直し
 間違って削除してしまったメールを復活させたい時に、受信ログからメール復活させることができます。受信ログフォルダを選択してメールの一覧を表示し、目的のメールを選択してから「編集・受信解析のやり直し」コマンドを実行してください。


サーバーとのやりとり記録
 SMTPサーバーやPOPサーバーとのやりとり記録を取りたい場合は、「全般的な設定・上級者向け・動作の記録」で、「メールサーバーとのやりとりをファイルに記録する」をONにしてください。 ここで作成される内容はSMTPやPOPのプロトコルに詳しい人でないと理解できませんが、何か送受信でトラブルが起きた場合に、プロバイダー会社や秀丸メールのサポート拠点へ報告する時の参考になることがあります。