メール表示・禁則処理(Ver7.22対応版)
 このページでは、秀丸メール用メールエディタの禁則処理関係の設定を表示/変更します。ここで指定した禁則処理の設定は、送信系メールについてのみ有効です。

禁則処理
 禁則処理をするかどうかを指定します。ここをONにした場合でも、メール毎の設定で、「折り返して表示」がOFFの場合には禁則処理はなされません。

「追い出し」は、たとえば句読点が行頭にきてしまう場合に、その前の1文字を追い出す(次の行頭に持ってくる)ように処理します。
 「追い出し+句読点のぶら下げ」は、普通は追い出し処理を行いますが、句読点に限ってはぶら下げ処理します。ぶら下げ処理とは、たとえば70桁で折り返すように指定されていても、句読点は70桁目にも含めて折り返す(72桁で折り返す)ような処理です。
 「句読点のぶら下げのみ」は、句読点のぶら下げのみを行い、ほかの禁則処理を行いません。

 一般的な文章では「追い出し+句読点のぶら下げ」を使うのがいいです。


ワードラップ
 ワードラップは、英語の単語を分割しないように追い出す処理です。


分割禁止拡張を使う
 分割禁止拡張を使うかどうか指定します。分割禁止拡張というのは、秀丸エディタV5.00または秀丸メールV4.13以上用のアドインソフトで、これをインストールしてないとここのオプションはONに出来ません。
 分割拡張を使うと、例えば登録したワードについて分割禁止にしたり、連続した全角数字を分割禁止にする等の追加の分割禁止禁則が出来るようになります。


行頭禁則文字
 行頭に置きたくない文字を指定します。ここに指定した文字が行頭に来た場合には、その直前の行の最後の文字を行頭に持ってくるように処理します。


行末禁則文字
 行末に置きたくない文字を指定します。ここに指定した文字が行末に来た場合には、その文字を次の行の先頭に移動するように処理します。


禁則レベルボタン
 行頭禁則文字と行末禁則文字を、秀丸メールのデフォルト(つまり、秀丸エディタのデフォルト)に設定します。「禁則レベル1」と「禁則レベル2」があります。


行頭のタブ文字で段落全体をインデントする
 行頭にタブ文字を入れた場合、その桁数分だけ段落全体(改行までの範囲全体)をインデントします。
 秀丸エディタの「ファイルタイプ別の設定・全般」の「先頭のタブ文字の後の折り返しをインデントしたように見せる」に相当するオプションです。

インデント対象に追加する文字:
 タブ文字の他に、インデント対象とする文字を指定します。たとえば「−」の記号を追加すると、「−」の記号を使って箇条書きをする時に、インデントがきれいに見えるようになります。 「(1)」などもインデント対象にしたい場合は「(」と「)」と0〜9のすべての文字をインデント対象とすればいいです。
 インデント対象の文字は半角/全角に関係なく255文字まで指定できます。それ以上指定すると、あふれた分が無視されます。


箇条書きへのインテリジェントな対応:
 ここのオプションをONにすると、「1. あああ」や「1.1 いいい」のような、数字+ピリオドを使った箇条書きをインデントする時に、箇条書きタイトル部分の先頭に数字が混じった時でも正しくインデントするようにします。
 例えば、「1. 98年の××」のような箇条書きをした場合、普通だと「98」の部分も含めてインデントしてしまいますが、ここのオプションをONにすると、「98」の部分を除外してインデントします。
 ここのオプションは普通ONにしておくべきです。