全般的な設定・ウィンドウ・枠のタイトルバー(Ver7.33対応版)
秀丸メール標準
 秀丸メールの標準にします。すべての枠に細いタイトルバーが付き、メール内容枠だけ2行タイプになります。色はタイトルバーの標準の色となります。


Outlook Expressスタイル
 Outlook Expressと同じような見た目にします。(Outlook Expressって言葉は登録商標だと思います)


Becky!スタイル
 Becky!と同じような見た目にします。(こちらももしかしたら登録商標かもしれません)


詳細
 タイトルバーのスタイルや色を細かく指定出来ます。


メール内容枠のタイトルバー3行タイプ / 4行タイプ
 タイトルバーの種類に「メール内容枠は2行分」を選択してる場合に、その行数を3行または4行にします。増えた行数分には、宛先が複数あった場合に折り返し表示されるのに使われます。
 ここのオプションをONにした場合は1行目が件名になり、2行目以降に「差出人、宛先」の表示となります。


1行目に件名
 メー内容枠のタイトルバーが2行表示の場合で、件名を1行目、その他を2行目にします。


件名だけ太字表示
 メー内容枠のタイトルバーが2行表示の場合で、件名だけ太字表示します。「件名:」の表示も省略されます。


メール内容枠のタイトルバーにメールの発信国も表示する
 メール内容枠のタイトルバー、および、メールをエディタで開いた時のタイトルバーに、もしもそのメールが外国から発信されたメールだった時に、そのメールの発信元の国識別を表示します。例えば中国なら"CN"、アメリカなら"US"といった表記がなされるようになります。詐欺まがいのメールかどうか見分けるための判断材料になります。

 例外:発信元がGoogleまたはOutlook.com(=マイクロソフトのメールサービス)の場合は"US"とは表示されず、国内の場合と同じ扱いとなります。(Version 6.55より)

 「全般的な設定・上級者向け・デコード」の「メールの発信国をX-TuruKame-SenderCountry:ヘッダに記録する」をONにし、さらに、「全般的な設定・メール内容表示・ヘッダ」の所に"X-TuruKame-SenderCountry:"を追加する方法もあります。こちらに表示される情報はメールの転送経路すべての国識別を表示するので、より正確になります。(Received:ヘッダの偽装を見抜くことも出来ます)

注意:
 発信元の国識別はドメインを管理している組織(apnic等)が公開している割り当て情報を元にして判断していますが、完全に正しい保証はありません。特に新しく割り当てられたIPアドレスから発信されてるようなケースでは「??」のように表示されたり、古い情報を元に表示されることがありえます。また、Received:ヘッダを偽装してるメールでは間違った表示になってしまうこともあります。その辺ご了承ください。

 発信元の情報はメールの中のReceived:ヘッダおよびX-Originating-IP:ヘッダの中のIPアドレスの情報を元に判定します。メールサービスによってはこのヘッダがカットされてしまうことがあり、その場合は正しい発信元が表示されません。具体的には「mopera」の場合にダメとのことです。


発信元の組織名も表示(JP/USの場合のみ)
 メールの発信元がJP/US(日本またはアメリカ合衆国)の場合に、発信元の組織名も表示します。

 発信元の組織名はwhoisサーバーからの情報を独自に編集して作成した物なので、多少不正確なことがあります。


メール内容枠のタイトルバーで送信者ドメイン認証での色分け
 送信者ドメイン認証についてのヘッダ(Authentication-Result: / Received-SPF: など)がある場合に、その結果によって「差出人」の所を色分けします。
 FAIL / SOFTFAIL / PERMERROR の場合は赤で表示します。PASSの場合は青で表示します。「NONE」または送信者ドメイン認証のヘッダが無い場合は色分けしません。


メール内容枠のタイトルバー上でのマウス右ボタンメニューについて

 メール内容枠のタイトルバーの上でマウス右ボタンをクリックした場合、現在のメールについての特別なメニューが表示されます。そのメニューの内容は、メール内容枠のタイトルバーが2行タイプかどうかで違ってきます。