全般的な設定・上級者向け・その他(Ver7.33対応版)
- フォルダ枠の横幅を比率で保持
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3枠区切りで使っている時や2枠区切りの左右分割状態で使っている時に、フォルダ枠のサイズをどうするか指定します。普通はウィンドウ全体のサイズを変更してもフォルダ枠のサイズは変わりません。
ここのチェックボックスをONにすると、ウィンドウ全体のサイズ変更に合わせてフォルダ枠のサイズも(比率を保ったまま)変化します。
ウィンドウサイズを大きくした時にフォルダ枠のサイズも大きくなって欲しい場合はここをONにしてください。
- メール一覧の縦サイズ固定
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ここのオプションをONにすると、ウィンドウサイズを変化させてもメール一覧枠の縦サイズはずっと同じままで、メール内容枠のサイズだけが変わるようになります。
(例外:3枠区切りじゃない場合、および「フォルダ枠が左上、メール一覧枠が左下」のレイアウトの場合はここのオプションは効きません。)
- 常駐秀丸メールアイコンのダブルクリック=「新規メール」とする
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常駐秀丸メールのアイコンをダブルクリックしたときの動作を指定します。OFFの場合は秀丸メール本体を呼び出すという意味になります。
- 検索結果上でのダブルクリック=本体側で選択
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検索結果の一覧上でメールをダブルクリックしたりEnterキーを押した場合に、普通は「開く」の動作になる所を、ここのオプションをONにした場合は、「このメールを秀丸メール本体側で選択する」を実行する動作となります。
「(検索フォルダも)」をONにすると、検索フォルダ上でも同じ処理をします。
- 起動の待ち時間中に表示する画像
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秀丸メール起動時の待ち時間中に表示する、いわゆるスプラッシュの画像を指定します。何も指定しなければ何も表示しません。
ここで指定できる画像データは、ファイルの拡張子が「.bmp」の、いわゆるビットマップ形式のファイルだけです。jpegファイルは指定出来ません。
ここに画像データを指定した場合でも、常駐秀丸メールの起動時には画像は表示されません。
- メールを削除したら絶対復元できないようにする
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このオプションをONにすると、メールを削除する時に、絶対復元できないような処理を施してからファイルの削除/切りつめ処理を行います。具体的には、削除しようとするファイルの中に一度でたらめなデータを書き込んで、
そのデータがたしかにハードディスクに保存されるようにFlushFileBuffers関数を呼び出して、その後さらに、ファイル名を「$$$xxxxx」のようなファイル名に変更してからファイルを削除します。
ファイルのサイズを小さく切りつめる場合(SetEndOfFile関数を呼ぶ場合)にも同様の処理(ランダムデータの書き込み&ファイルバッファのフラッシュ)を行います。
ファイルを復元するソフトを使ってファイルを復元すると、中身がランダムなデータに置き換わってることが確認できるはずです。
- 注意1:
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このオプションをONにすると、メールデータや添付ファイルを削除する時に、必ず上記の完全削除処理が行われます。アカウント毎削除したり、フォルダを削除したり、添付ファイルだけ削除した時も同じ処理が働きます。
ただし、メールを普通にDeleteキーで削除した時に、メールが単にゴミ箱フォルダに移動する動作自体はそのままです。メールを完全に削除したい時は、Shift+Deleteキーを使うなどするか、またはゴミ箱を空にすることを忘れないでください。
- 注意2:
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このオプションをONにすると、メールを削除する時に、必ず「受信ログ/送信ログも含めて完全に削除する」オプションがONになります。また、この場合、同じMessage-Idのメールがログ中に複数あれば、それら全部が削除されます。
- 注意3:
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このオプションをONにすると、メールを削除したり移動したりする時に、上記のランダムデータの書き込み&ファイルバッファのフラッシュが毎回実行されるので、動作速度がそれなりに遅くなります。
- メールを移動/削除するとき、.bakファイルを作成してから作業する
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メールを移動/削除する時に、そのメールを含むファイルをバックアップ作業してから作業するかどうかを指定します。これをONにすると、メールの移動/削除の処理が遅くなります。
これをONにしていると、メールを移動/削除した後でも、秀丸エディタなどを使ってバックアップファイルからメールを復元することが可能になります。また、メールの移動/削除中の不慮の事故(秀丸メールのバグも含む)が起きた時に、
バックアップファイルからメールを復元することができるかもしれません。ただし、復元の作業はあくまで手動です。
- フォルダ毎の設定で自動削除を指定した場合の、チェック間隔
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フォルダ毎の設定で、古いメールを自動削除するよう指定した場合の、そのチェック間隔を指定します。標準は30日になっています。
フォルダ毎の設定で古いメールを自動削除するよう指定しても、古いメールが発生したら即座にメールが削除される訳じゃなくて、ここで指定した期間まで待ってから削除されます。
でないとフォルダを選択する度に「削除しますか?」の問い合わせメッセージが出てきてあまり気持ちよくないです。
古いメールが発生したらとにかく即座に削除して欲しい場合は、ここのチェック間隔を1日に指定するなどしてください。
0を指定すると、チェック間隔は30分になります。一度自動削除のチェックが働いて、それから30分以上経過してからまたフォルダを選択すると、またチェックが働きます。
- タイトルバーに現在のフォルダを表示する
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秀丸メール本体ウィンドウのタイトルバーには、普通「秀丸メール」とだけ表示されています。ここのオプションをONにすると、そこのタイトルバーに、現在選択しているアカウント/フォルダ名を表示します。
- 常駐秀丸メールからの復帰時にのみパスワード要求する
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このオプションは、「全般的な設定・起動時パスワード」の「秀丸メール起動時にパスワード要求する」と「アイコンから復帰するときにもパスワード要求する」の両方がONで、さらに「タスクトレイに常駐」もONの時にのみ関係します。
ここのオプションがOFFの場合は、最小化した秀丸メールウィンドウう復元する時にもパスワードが要求されますが、ここののオプションをONにすると、その時にはパスワード要求されず、常駐秀丸メールから復帰する時にのみパスワード要求されるようになります。
- サスペンド状態にした時にすべてのメールの新着フラグをOFFにする
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このオプションをONにすると、パソコンをサスペンド状態または休止状態にした時に、すべてのメールの「新着」のフラグをOFFにします。パソコンをずっとシャットダウンしないで、電源を切る代わりに休止状態にするような使い方をしている人は、ここのオプションをONにすると便利です。(でないと、古いメールもずっと新着のままで見苦しいかもしれません。)
ここのオプションをONにしない場合でも、「送受信・すべてのメールの新着フラグをOFFにする」のコマンドを手で実行してもいいです。