リモートメール・ダイアログボックス(Ver7.22対応版)
最新の一覧を取得しなおす
 リモートメールの一覧をサーバーから取得しなおします。これを実行すると、メールサーバーに接続しに行きます。

 「最新の一覧を取得しなおす」ボタンの右にある「▼」を押すと、「最新の一覧を取得しなおす(完全)」が選べます。これを選択すると、現在のリモートメール一覧をすべてクリアしてからもう一度完全にリモートメール一覧を取得しなおします。秀丸メールの取得したリモートメール一覧が信用出来ない場合は、これを実行するのがいいです。また、この「完全」の方を実行すると、非表示に指定したメールがもう一度復活して表示されるようになります。


サーバー上のメール一覧
 サーバー上のメール一覧を表示しています。「サーバー上のメール一覧」の右側に、一覧を取得した日時が表示されています。
 ここの一覧は、「最新の一覧を取得しなおす」を押した時に最新になる他、普通にメールの受信動作をしただけでも最新の状態になります。

 メールの一覧に表示されている内容は、メールのヘッダ部分のみを使って計算された一覧です。「サイズ」の部分はヘッダ部分のサイズのみを表示しています。

 一覧中の項目の左側に「ダウンロード済み」と出ているメールは既に秀丸メールがダウンロードしたメールであることを表しています。ただし、ダウンロードされた後に削除されたメールの場合でも「ダウンロード済み」と表示されているので、 実際にメールが自分のパソコン内に残っているかどうかは分かりません。


内容の表示
 メールの内容をメール一覧の下に表示するかどうかを指定します。ここで表示されるメールの内容は、ヘッダ部分のみか、または「全般的な設定・送受信・詳細」の「リモートメール」枠中の「本文の先頭も取得する」をONにしている場合は、そこで指定した行数分がプラスされた形となります。マルチパートのメールの場合は、本文といっても必ずしもメール本文が行数分出るとは限りません。


ダウンロードしてもサーバー上に残す
 「ダウンロード対象にする」で対象となったメールをダウンロードした後に、そのメールを削除するか、残すかを指定します。OFFにすると、サーバー上のメールは削除されます。


ダウンロード対象にする
 メール一覧中の現在選択しているメールをダウンロード対象にしたり、逆にダウンロード対象を解除したりします。ここで対象にしたメールは「実行」ボタンを押した時に実際にダウンロードされます。

 一覧中でSpaceキーを押してもダウンロード対象の切り替えができます。


削除対象にする
 メール一覧中の現在選択しているメールを削除対象(メールサーバー上から削除する対象)としたり、逆に削除対象を解除したりします。

 一覧中でDeleteキーを押しても削除対象の切り替えができます。


一覧から非表示にする
 「削除対象にする」ボタンの右側にある▼ボタンを押して出てくるメニューの「一覧から非表示にする」を実行すると、現在選択しているメールをリモートメール一覧から非表示にします。
 非表示にされたメールは、リモートメール一覧の表示から消えるだけで、サーバー上から削除されることはありません。

 非表示にしたメールがある場合は、リモートメール一覧ダイアログボックス中の「Total = XXXバイト/XXX通」の部分に、追加で「非表示=XXX通」のような表示がなされます。

Ctrl+Deleteキーを押しても「一覧から非表示」が実行出来ます。

一度非表示にしたメールを復活させたい場合は、▼ボタンを押して出てくるメニューの「非表示にしたメールを元に戻す」を実行するか、または「最新の一覧を取得しなおす」ボタンの右側にある▼ボタンを押して出てくるメニューの「最新の一覧を取得しなおす(完全)」を実行してください。


ダウンロード済み状態の切り替え(少し危険)
 「削除対象にする」ボタンの右側にある▼ボタンを押して出てくるメニューの「ダウンロード済み状態の切り替え」を実行すると、現在選択しているメールの「ダウンロード済み」の状態をON/OFF切り替えできます。

 「ダウンロード済み」となってるメールを選択してこのコマンドを実行すると、選択されてたメールがダウンロード済みじゃない状態になり、結果、そのメールは次回受信時にもう一度ダウンロードされなおす動作となります。(ダウンロードされなおした時点でまた「ダウンロード済み」になる)

 「ダウンロード済み」じゃないメールを選択してこのコマンドを実行すると、そのメールはまだダウンロードされてないにもかかわらず「ダウンロード済み」の扱いになるので、結果、次回受信時にそのメールはダウンロードされなくなります。なのでこの操作は危険です。

 この機能の使い道としては、たとえばサーバー上に大量のメールがあるけども古いメールはダウンロードしたくない、という場合に、まず最初に「最新の一覧を取得しなおす」として一覧のみ取得し、古いメールをごっそり選択して「ダウンロード済み」に切り替えてしまう手があります。そうすると古いメールをスキップして最新のメールのみダウンロードできます。

 使い方を間違えると大事なメールが受信されなくなるのでご注意ください。


実行
 ダウンロード対象または削除対象に指定されたメールがある場合に、その動作(ダウンロードまたと削除)を行います。実行が完了すると、それに合わせて一覧も更新されます。


キャンセル
 何もせずにダイアログボックスを閉じます。「ダウンロード対象にする」などの指定もキャンセルされます。


アカウントの切り替え
 リモートメール・ダイアログボックス左上のシステムメニューを表示させると、そこにアカウントの一覧があります。そのアカウントを選択すると、選択したアカウントのリモートメール一覧に切り替えることが出来ます。


 リモートメールコマンド