アカウント毎の設定・メールサーバー・トラブル対策(Ver6.93対応版)
タイムアウト時間
 送受信時のサーバーと秀丸メール間での各種のコマンドのやりとりでの待ち時間を指定します。ここで指定した時間を過ぎてもサーバーから応答がなければエラーとなり、その場で送受信を中断します。
 普通は120秒(2分)としておけば大丈夫です。ただし、大変遅いメールサーバーの場合には、値を増やさないとうまくいかないようです。特に、無料でメールアドレスがもらえるような所は、非常に遅いケースがまれにあるようです。


SMTP-AUTHの方式
 SMTP-AUTH時の方式を指定します。「自動」にしていると、サーバーがサポートしている認証方式のうちの適当な1つ(最優先はPLAIN)を使います。
 普通は「PLAIN」でいいと思いますが、あえてLOGIN方式やCRAM-MD5方式でログインさせたい場合は、ここの設定をいじってください。ただし、サーバー側が対応してない場合は指定が無視されてPLAINで認証されることもありえます。
 「認証方式・セキュリティで保護されたパスワード認証」と「SMTP-AUTH」の両方をONにしている場合は、SMTP-AUTHの方式は「NTLM認証」固定となります。逆に、「セキュリティで保護されたパスワード認証」がOFFの場合は、NTLM認証を選択することが出来ません。


UIDLコマンドを使わない
 「UIDL」とは、メールサーバー側がメール1つ1つに付ける固有の識別子のことです。そして、UIDLコマンドとは、このUIDLを取得するコマンドのことです。
 メールサーバーがUIDLコマンドに対応していても、そのメールサーバーの返すUIDL文字列が信用できない場合には、同じメールを何回も受信しなおしたりなど、秀丸メールの動作がおかしくなることがあります。 このような現象(同じメールを何回も受信してしまう)が起きた場合には、一度このオプションをONにしてみてください。


UIDL文字列をX-TuruKame-UIDL:ヘッダを使って保存する
 メールサーバーの返すUIDL文字列をメール中に保存するように指定します。このオプションも、メールサーバーの返すUIDL文字列が信用できない時に使うと便利です。
 このオプションをONにすると、送受信時のやりとり記録の中にもメールのUIDL文字列が表示されるようになります。


TOPコマンドを使わない
 TOPコマンドとは、リモートメールの「最新の一覧を取得する」ボタンを押したときに、秀丸メール側がメールサーバーに送るコマンドです。
 このオプションをONにすると、TOPコマンドの代わりにRETRコマンドを使います。その結果、「最新の一覧を取得しなおす」時の動作が遅くなります(結果としては同じです)。

 どういう訳か、TOPコマンドを送るとUIDLが狂ってしまうらしいサーバーがあるかもしれないということで、このコマンドを追加しました。サーバーのUIDLが信用できない場合に使うと有効かもしれません。


送信時のHELOコマンドでの自コンピュータ名指定
 送信時にSMTPサーバーにHELOコマンド(またはEHLOコマンド)を送る時のパラメータとして渡される自コンピュータ名(ホスト名)を指定します。ここをOFFにしていると、アカウント毎の設定で指定した自メールアドレスの「@」以降部分を送信します。 メールサーバーによってはそれでは接続が拒否されてしまうことがあるので、その場合はこのチェックをONにして適当なホスト名を指定してください。


送信時のMAIL FROM:<...>コマンドで通知するメールアドレス
メールのFrom:ヘッダを参照する
 送信時にSMTPサーバーに送る「MAIL FROM」コマンドで、普通はアカウント毎の設定で指定されたメールアドレスを指定します。それを各メールの「From:」ヘッダから取り出したメールアドレスとしたい場合に、このオプションをONにしてください。
 このオプションをONにするとメールサーバーによってはメールがうまく送信できなくなることがありますが、逆にこのオプションをONにしないとダメなサーバーもあります。具体的には、qmailでVERP機能を使っている場合には、ONにしてください。


個別指定
 MAIL FROM:用のメールアドレスを個別に指定します。何らかのセキュリティ上あるいはSMTPサーバー側の設定の事情により、アカウント上に登録しているメールアドレスが拒否されてしまう場合に使います。 ご自身が入会している別のプロバイダーのSMTPサーバーを借りて送信する場合にも有効かもしれません。


POP before SMTP時の、ログイン後の待ち時間
 POP before SMTPをONにしてもうまく送信の認証ができない場合には、この待ち時間を適当に長くしてみてください。
 メールサーバー側で、原始的なPOP before SMTPの認証方式(POP3サーバーのログを見てSMTPサーバーが認証するような方式)をとっている場合、ここで適当な待ち時間を指定しないとうまくいかないそうです。