全般的な設定・上級者向け・確認メッセージ・確認メッセージ2(Ver7.33対応版)
- 件名が無い時
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件名(Subject:)無しのメールを出す時の警告をON/OFFします。
- 半角カナを含む時
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半角カナを含んだメールを送信するときの警告をON/OFFします。通常の場合、秀丸メールでは、半角カナは常に全角カナに変換されて送信されます。
ちなみに半角カナを全角カナに変換して送信するかどうかは、「全般的な設定・上級者向け・送信時のエンコード」の中にある「半角カナを送信可能にする」オプションで指定します。
- 機種依存文字を含む時
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Windows以外のパソコンでうまく表示できない可能性のある文字や、JIS範囲外の文字(JISに変換すると8bitになってしまう文字)を含む場合に警告メッセージを出すかどうか指定します。
機種依存文字でよく使われるのが、「梶vなどの括弧付き文字や「@」などの丸付き数字です。これらの文字は使わないことをお勧めします。
V5.79からの仕様変更:返信メール/転送メールの場合は、ここのオプションがONでも機種依存文字についての確認メッセージは表示しないようにしました。
ユニコードによる回避策:メールの文字コードを「多国語混在ユニコード」にすると、機種依存文字は化けることは無くなり、ここの警告メッセージも出なくなります。
- 制御文字を含む時
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制御文字(文字コードが0x01〜0x1Fで、タブ以外の文字)を含む場合に警告メッセージを出すかどうか指定します。
制御文字がメール本文に入っていると、メールが化けることがあります。
- ヘッダが不正な時
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ヘッダ部分が不正な時、たとえばヘッダ名に日本語が含まれている時や、コロン無しの文字列が入っている時に、警告メッセージを出すかどうか指定します。警告メッセージを無視して無理矢理送信しようとしても、送信中にエラーとなります。
Version 6.80からの機能追加:
ここのオプションがONの時は、さらに、宛先が重複してる場合の警告も出ます。例えばTo:ヘッダに同じメールアドレスが2つあったり、To:ヘッダとCc:ヘッダの両方に同じメールアドレスがあるようなケースで確認メッセージが出て、その確認メッセージに「はい」とすることで重複を解消することが出来ます。
アカウント毎設定の「上級者向け - Bcc:宛先」の中にある「Bcc:の宛先のメール本文の先頭に文面を挿入する」か、または送信用の特別設定の中にある同等オプションで指定された文面が文字化けする可能性のある場合(文面が日本語だけど文字コードが欧文の場合など)、ここのオプションがONだと、文字化けすることについての警告が表示されます。OFFにすると文字化けがあっても警告無しで送信します。
- 添付ファイルが書き変わった時
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送信する用のメールに何かファイルを添付してたら、その添付したファイルを書き換えるか、または添付する元のファイルを書き換えて送信しようとした時に警告を出すかどうか指定します。
秀丸メールでは、ファイルを添付した時点でそのファイルをコピーする処理が実行されるので、添付した後にファイルを書き換えると、送信される添付ファイルとオリジナルの内容が一致しないことになります。それについて警告を出します。
- 添付元ファイルが編集中の時
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このオプションをONにすると、ファイルを添付する時、および添付ファイル付きメールを送信する時に、その添付ファイルの元になったファイルが編集中かどうか、つまり、他のアプリケーションソフトによって書き込みアクセスが禁止されてるかどうかをチェックし、もしも書き込みアクセスが禁止されてる状態の時は、警告メッセージを表示します。
このオプションは、ファイルへ書き込みアクセスをしようとして「ERROR_SHARING_VIOLATION」のエラーが返るかどうかをチェックするだけなので、ファイルのアクセス権や、アプリケーションソフトがファイルをオープンする方式によっては正しく動作しない可能性があります。その点ご了承ください。
- To:ヘッダが空の時全般
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To:ヘッダが空でCc:ヘッダでしか宛先が指定されてないメールの場合に警告メッセージを表示します。To:ヘッダもCc:ヘッダも空でBcc:ヘッダしか指定されてない場合は、ここのオプションに関係なく必ず警告が出ます。
- URLが自動折り返しされる時
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URLが自動折り返しされてる時に警告メッセージを表示するかどうか等を指定します。
URLが自動折り返しされてる場合は、宛先の相手上で、折り返し部分に改行コードが入るため、結果として、URLをクリックして開いた先のホームページが目的の所になりません。なので、普通は何らかの修正が必要です。
確認メッセージ表示をONにすると、URLの自動折り返しについて確認メッセージを表示し、そこで各種の選択が出来るようになります。
そのまま送信をONにすると、自動折り返しされたURLがあっても確認メッセージを表示することなく、自動折り返しして送信してしまいます。
URLを自動折り返し禁止にして送信をONにすると、自動折り返しされたURLの部分だけを自動折り返し禁止にして送信します。(確認メッセージを表示することなく勝手にそういう加工をして送信します)
- 引用記号付きの行が自動折り返しされる時
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引用された行が自動折り返しされてる時に警告メッセージを出すか等を指定します。
引用された行が自動折り返しされる時も、URLの場合と同様に、折り返された部分以降が普通の本文であるかのように相手側では見えてしまって都合が悪いです。
確認メッセージ表示をONにすると、そういう状況の時に確認メッセージを表示し、そこで各種の選択が出来るようになります。
そのまま送信をONにすると、確認メッセージを表示することなく、自動折り返しして送信してしまいます。
対象部分を自動整形して送信をONにすると、対象となる自動折り返しされた部分の各行の先頭に引用記号を入れる等の整形が自動実行されてから送信されます。(確認メッセージを表示することなく勝手にそういう加工をして送信します)
- From:ヘッダのメールアドレスが書き換えられてる時
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From:ヘッダのメールアドレスが書き換えられてる時(アカウント毎設定で指定されたメールアドレスと一致しない時)に確認メッセージを表示します。
- ユニコード文字がある時 (OFFだと自動で文字コード変更します)
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例えばメールの文字コードが日本語の場合に、日本語文字コード(JIS文字コード)で扱えない文字がメールの中にあると、文字コードを「多国語混在ユニコード」に変更して送るか、それとも扱えない文字を「?」に変換して送るのかと問い合わせが表示されます。
ここのオプションは標準ではONですが、OFFにすると、確認メッセージ無しで、自動で文字コードを「多国語混在ユニコード」に変更して送るようになります。
ここのオプションをONにしてる時に出てくるメッセージの文面は、「現在の文字コードで扱うことのできない文字が含まれています。・・・・」のようになります。
- 送信済みメールを再送信する時
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送信済みのメールを開いて、「今すぐ送信」などの操作をした時や、送信済みフォルダのメールを未送信フォルダに移動した場合などの時の警告をON/OFFします。
- (更新せずに再送信する時のみ)
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送信済みメールを再送信する時の警告を、メールが一切更新されずに送信されようとした時のみに限定します。何かメールを少しでも書き換えて再送信しようとした時には警告を出さなくします。
- 情報アイテムを保存する時の保存先の確認
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情報アイテムを保存する時の、保存先フォルダがどこになるかの確認メッセージをON/OFFします。ここをOFFにすると、情報アイテムの保存先を保存時に変更することは出来なくなります。
参照:
送信時の確認メッセージのヘルプ