全般的な設定・迷惑メール対策(Ver7.30対応版)
迷惑メールフィルターを使う
 迷惑メールフィルターを使うかどうか指定します。迷惑メールフィルターを使うように設定すると、振り分け動作のタイミングでメールを毎回迷惑メールフィルターに通す動作が実行されます。迷惑メールフィルターを通った結果は、 メールの中にX-TuruKame-Filter:ヘッダとして出力されます。

 迷惑メールフィルターで迷惑メールが見つかっても、そのメールが自動的に削除されることはありません。あくまでX-TuruKame-Filter:ヘッダが書き換わってメールのアイコンが変化する等の変化しか無いので、必要に応じて振り分け設定をする必要があります。

詳しくは、「迷惑メールフィルターのヘルプ」ボタンを押してそちらのヘルプを参照してください。


フィルターの選択
 迷惑メールフィルターを選択するボタンですが、今のところ、TkFilter.tkfという、秀丸メール標準の迷惑メールフィルターしか選択できません。


迷惑メールフィルターを使う対象アカウント
 「迷惑メールフィルターを使う」をONにした場合でも、アカウント毎に迷惑メールフィルターを通すかどうか、ここで指定します。アカウント名の左のチェックボックス部分をクリックするか、 またはアカウントを選択した状態でSpaceキーを使ってON/OFF切り替えが出来ます。

 迷惑メールフィルターの対象外アカウントについては、送信したメールの宛先を「信頼できる差出人」へ登録する作業も省略されます。(Version 4.55よりそういう仕様に変更された)


注:迷惑メールフィルターに渡されるメールデータについて
 秀丸メール上のメールデータが迷惑メールフィルターに渡される時は、いくつかのヘッダが除去された状態で渡されます。なので、その特定の除去対象ヘッダ中の情報を使って迷惑メール判定をさせることは出来ません。
 具体的に除去されるヘッダは以下の通りです。

X-Attach:
X-Html:
X-Memo:
X-Account:
Message-Id:
Resent-Message-Id:
In-Reply-To:
References:
List-で始まるヘッダすべて(List-Software:等)
X-POPFile-で始まるヘッダすべて(X-POPFile-Link:等)
X-GPG-で始まるヘッダすべて
X-AntiVirus:
X-Deliver-で始まるヘッダすべて
X-Virus-で始まるヘッダすべて
 これらのヘッダには迷惑メールかどうかを判定させるのに混乱させるような情報(アンチウイルスソフト会社へのホームページURLや、「$」等の特殊な記号類)が入っているので、あえて除去するようにしています。


 迷惑メールフィルターについて