全般的な設定・MAPI関係(Palm連携用)(Ver7.22対応版)
 ここの設定はPalm系デバイスとの連携についての設定です。Palm系デバイスとの連携について詳しくは、「Palm連携について」を参照ください。
同期対象
 Palmと同期させるフォルダおよび対象期間を指定します。PalmとHotSyncする時に、ここで指定したフォルダ内のメールがPalmデバイスに転送されます。

 「1メールごとのサイズを制限する」をONにしてサイズを指定すると、メール本文のサイズをここで指定したサイズで分割してPalmデバイスに渡すようになります。Palmデバイス側のメモリを圧迫したくない場合はここで1キロバイトなどの指定をするといいです。
 なお、ここでサイズ制限をしなくても、Palmデバイス側で適当にサイズ制限してしまうようです。

 ちなみに、作者の環境ではなぜか特定のメールの場合にHotSyncが死んでしまう症状が発生し、なぜかここでサイズ制限を1キロバイトと指定後には死ななくなりました。ということで、HotSyncの動作がおかしいと思われる時も、 サイズを1キロバイトに制限するとうまくいくことがあります。


送信要求されたメールの処理方法
 Palmデバイスから送信要求されたメールを秀丸メールとしてどのように処理するか指定します。

 ここの設定はInternet Explorerのフォームからメール送信要求された時にも影響します。

自動起動するマクロの指定
 送信要求されたメールの処理方法が「新規メール」の時に、そのメール用のエディタを起動した直後にマクロを自動実行する指示が出来ます。
 マクロでメールを適当に加工して、さらにそのマクロの中から「あとで送信」などの処理をすれば、特に手作業で送信の指示をしなくても送信まで自動で処理可能です。

処理の例:
	loaddll "tkinfo.dll";
	#n = dllfunc("AddHeader", "Cc", "myemail@hoge.com");	// 独自のCc:ヘッダを付加する例
	#n = dllfunc("SendLater");				//あとで送信
	if( #n != 0 ) {
		exit;						//うまく未送信フォルダに保存できた場合はエディタを終了。
	}
 「マクロ・マクロ登録...」の「自動起動」ページ中の「送信用のエディタ起動時」や「あとで送信/今すぐ送信時」に指定したマクロは、MAPI経由で送信の指示がされた場合は実行されません。MAPI経由での送信時にマクロを実行させたい場合はここの設定ページにてマクロ名を指定してください。


隠し機能:
 MAPIからメールの削除要求があると、普通はメールをゴミ箱に移動する動作となります。しかし、MAPIの対象アカウント中のアカウント直下に「MAPIゴミ箱」という名前のフォルダを作成しておくと、削除指示されたメールはそこのフォルダに移動します。