送信用の特別設定・ダイアログボックス(Ver7.41対応版)
ここのダイアログボックスでは、メールを送信する時用の特別なオプションを指定します。
自動折り返し部分に改行コードを入れない
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このオプションはVersion 7.41から廃止されています。「全般的な設定 - メール内容表示」の「折り返しなし」を使うのがお勧めで、メール毎に指定しなといけない場合は「表示」メニューの「72桁で折り返し」をOFFにするやり方で対応してください。
- 分割送信の指定
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普通はメールを分割して送る必要はありませんが、メールを受け取る人のメールサーバー側に、サイズ制限がある場合や、極端に通信環境の悪い人へメールを送る場合には、適当なサイズに分割して送らなければいけません。逆に、分割して送ってしまうと、受信した側のメールソフトによっては、元のメールに戻せないこともあります。
- アカウント毎の設定に従う
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分割する/しないについて、特にメール毎には指定せずに、アカウント毎の設定(アカウント毎の設定・上級者向け・その他)に従うようにします。
- 分割して送信
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メールを指定されたサイズ(またはそれ以下)に分割して送信します。
- 補足:
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分割についての指定は、メールの中の「X-TuruKame-PartialSend:」ヘッダとして記録されます。このヘッダ自体が存在しない時は「アカウント毎の設定に従う」という意味、「disable」と指定された場合は「分割しない」という意味、
「100k」のように指定されていれば、100キロバイト単位で分割するという意味になります。
「X-TuruKame-PartialSend:」ヘッダ自身は送信されません。
分割して送信したメールの各パート単位を再送信することも出来ます。詳しくは以下の所を見てください。
分割メールの再送信について
- Cc:/Bcc:宛先に対する指定
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To:ヘッダとは別にCc:ヘッダまたはBcc:ヘッダでも宛先を指定する場合で、それぞれメール内容を少し変えたい場合があります。その指定をします。アカウント毎の設定でも指定できます。
- アカウント毎の設定に従う
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特にメール毎には指定せずに、アカウント毎の設定(アカウント毎の設定・上級者向け・Cc:/Bcc:宛先)に従うようにします。
- Cc:/Bcc:宛先には開封通知要求を送らない
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開封通知要求付きのメールの場合に、To:ヘッダの宛先にのみ開封通知要求を付けて、Cc:/Bcc:ヘッダの宛先には開封通知要求を無しにします。
- Bcc:宛先には添付ファイルを送らない
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Bcc:宛先には添付ファイルを送りません。To:/Cc:宛先には送ります。
- Cc:/Bcc:宛先には添付ファイルを送らない
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Bcc:だけじゃなくてCc:宛先にも添付ファイルを送りません。(To:宛先にのみ添付ファイルを送る指定)
- 補足:
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ここでの指定は、メールの中の「X-TuruKame-BccNoAttach:」ヘッダとして記録されます。このヘッダ自体が存在しない時は「アカウント毎の設定に従う」という意味、「0」と指定された場合は「Bcc:宛先にも添付ファイルを送る」という意味、「1」を指定した場合は「Bcc宛先には添付ファイルを送らない」という意味、「C」または小文字の「c」を指定した場合は「Cc:/Bcc:宛先には添付ファイルを送らない」という意味、「N」または「n」を指定した場合は開封通知要求をCc:/Bcc:に送らない指定になります。
「X-TuruKame-BccNoAttach:」ヘッダ自身は送信されません。
分割して送信する指定とBcc:宛先に添付ファイルを送らない指定の両方が指定された場合、分割する指定の方は無視されます。(秀丸メールの内部的な都合による)
- Bcc:の宛先のメール本文の先頭に文面を挿入する
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Bcc:で届くメールの本文の先頭に、指定された文面を挿入します。文面としては、例えば「【本メールはBCCで送っております】」のような内容を指定します。
文面に日本語を指定した場合、日本語以外の外国語のメールを送った時に、日本語の文字が「?」のように化けてしまいます。外国語のメールを送る場合は文面を英語にすることをお勧めします。
ここのオプションは、「アカウント毎の設定 - 上級者向け - Bcc:宛先」の中で指定するオプションと同等ですが、こちらの指定の方が優先されます。
ここで指定した文面文字列は、メールのヘッダの中のX-TuruKame-BccGreeting:ヘッダとして書き込まれます。その内容はダブルクォーテーション記号で囲まれて、改行は「\n」、「\」そのものは「\\」のように表記される形式になっています。テンプレートやマクロを使うなどしてこのヘッダを直接指定することも出来ます。
- 送信する時に、分割されて送信されるパートを選択する
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分割して送信されるメールの場合で、送信する時に分割されたパート中の特定パートだけを選択して送信したい場合に、ここのオプションをONにします。ここをONにして「今すぐ送信」を実行すると、送信するパートを選択するダイアログボックスが出てきます。
そうやって送信した後に、さらに別のパートを選択して送信しなおしたい場合は、送信済みフォルダに保存されたメールをもう一度エディタで開いて「今すぐ送信」としなおせばいいです。
宛先の相手のメールボックス容量が非常に小さい場合に、こうやって、分割パートを1つづつ相手に送るって作戦が使えます。
- エンコードせずに生テキストのまま送信
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ここのオプションをONにすると、現在編集中のメールをエンコードせずにそのまま送信します。このオプションは、受信ログや送信ログをそのまま誰かに転送したりする目的のためにあるオプションです。
普通に日本語混じりのメールをエンコードせずに送信すると、相手にはShift-JIS文字コードのそのままのメールが届いてしまい、大変迷惑します。普通はここのオプションはいじらないでください。
- X-TuruKame-SentFolder:ヘッダで送信済みメールの保存先を指定する
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このメールが送信された後の送信済みメールは、普通だと送信済みフォルダに移動しますが、X-TuruKame-SentFolder:ヘッダでフォルダ名が指定されてると、そのフォルダに移動する動作になります。(振り分けがなされない場合)
このオプションをON/OFFすると、X-TuruKame-SentFolder:ヘッダを付けたり外したりができます。
X-TuruKame-SentFolder:ヘッダの中身には任意のフォルダ名が指定できますが、ここのダイアログボックス上では、エディタ・ウィンドウが起動された時点で選択されてたフォルダだけが指定できます。
エディタ・ウィンドウが起動した時点でのフォルダが特定できない場合などは、ここのオプションが無効になることもあります。
X-TuruKame-SentFolder:ヘッダの中には、アカウント名のみ、またはアカウント名+その配下のフォルダ名も指定できます。アカウント名のみ指定する場合は「\\アカウント名」のように指定します。アカウント名+フォルダ名を指定する場合は、「\\アカウント名\\受信\\テスト」のように指定します。
参照:$(SetSentFolder) (テンプレート命令)
- X-TuruKame-Encode:ヘッダ(ダイアログボックス上には存在せず)
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「送信用の特別設定」ダイアログボックス上にはありませんが、「X-TuruKame-Encode: base64」のヘッダ埋め込みによって、メール本文をbase64エンコードして送信することが可能になります。
何らかの理由でbase64エンコードした形でメールを送りたい場合はこちらのヘッダを手で入力するか、またはテンプレートで
$(SetHeader,X-TuruKame-Encode,base64)$-
のように指定してbase64エンコードを指定してください。