アカウント毎の設定・メールサーバー・POP3/IMAP4・Microsoft Graph API(Ver7.22対応版)
ダウンロード済みメールの移動先をアーカイブにする
 Microsoft Graph APIのアカウントの場合で、「メールサーバー」ページの中にある「受信したメールをサーバー上に残す」をOFFにした場合、または「一定期間置いてから削除する」をONにした場合、普通だと対象となるメールは「削除済みアイテム」フォルダへの移動となります。ここのオプションをONにすると、削除済みアイテムへの移動ではなくて、「アーカイブ」フォルダへの移動となります。


認証時に同意ダイアログを強制しない(prompt=consent無し)
 Microsoft Graph APIのアカウント、または「OAuth認証」をONにしていて対象がMicrosoftの場合で「OAuthログイン」を押して認証をする場合、普通だと同意のためのウィンドウが表示されて、メールアカウント/パスワードの入力が必ず要求されます。ここのオプションをONにすると、何らかの理由で既に認証されてる場合には同意のためのウィンドウをパスして認証されるようになります。例えばアカウントの管理元で認証の処理がなされてる場合は、ここをONにしておくことで、すんなり認証が通るようになります。

 秀丸メールのVersion 6.96からは、ここのオプションとは別に、「OAuthログイン...」ボタンを押した先で、管理者権限の有無を選択する仕組みに変更されています。なのでここのオプションは特にいじらなくても大丈夫になりました。
 詳しくは、Microsoft OAuthログインについてを参照ください。