重複メールの処理ダイアログボックス(Ver7.30対応版)
 このダイアログボックスは、重複するメール(まったく同じ内容のメール)を見つけた場合に表示されます。

メール一覧
 重複しているメールの一覧です。この一覧中のメールをダブルクリックすると、メールをメールエディタで開くことができます。また、Deleteキーやマウスの右ボタンメニューを使ってメールを個別に削除/移動などすることもできます。
  ここのメール一覧が出てきた時に初期状態で選択されるメールは、一覧の種類が「重複メール毎に確認」の場合に限り、「1つだけ残す」を実行した時に残るメールになります。(Version 7.16β9から)


「一覧の種類▼」のメニュー
 重複メールを1つ1つ確認するのか、それとも一括して確認するのか、あるいは重複してないメールを一覧表示するのかの切り替えが出来ます。
 「重複メールをまとめて表示」の場合は、「1つだけ残すの一括処理」のみ選択できます。
 「重複してないメールを一覧表示」の場合は重複メールについての処理は一切できず、メール一覧の確認のみとなります。


1つだけ残す
 一覧中のメールを適当に1つだけ残して、ほかを削除します。その後、重複メールのチェック処理を続行します。
 秀丸メールは一覧中の中でサイズの一番大きなメールだけを残し、他のメールをすべて削除します。例えばサイズ制限でヘッダ部分のみ受信し、その後リモートメールでメール本体を受信した場合、ヘッダ部分のみのメールは削除されます。


1つだけ残すの一括処理
 一覧中のメールを適当に1つだけ残して、ほかを削除します。その後、重複メールのチェックを続行し、重複メールを見つけた場合は同様に「1つだけ残す」の処理を自動で行います。


そのままにしておく
 一覧に表示された重複メールをそのままにしておき、ほかの重複メールの検索を続行します。メール一覧中のメールをDeleteキー等を使って手動で削除した場合にも、この「そのままにしておく」を押して続行してください。


中断
 重複メールのチェックを中断します。その時点で一覧に表示されているメールもそのままです。


重複メールの「1つだけ残す」の時に残るメールの法則について
 重複メールのチェックで「1つだけ残す」または「1つだけ残すの一括処理」とした場合に残るメールは、以下のようなルールとなります。(1番目のルールが一番優先順位が高いです)

  1. 添付ファイル付きのメールと添付ファイル無しのメールがある場合には、添付ファイル付きメールの方が優先して残ります。
  2. 色つき/メモ付き/マーク/優先度=高 のフラグが一致しないメールがある場合は、それらのフラグがONになってるメールの方が優先して残ります。
  3. 送信系メールと受信系メールがある場合には、送信系のメール(一般には送信済みメール)が優先して残ります。
  4. サイズが違っていれば、サイズの大きい方のメールが優先して残ります。


 重複メールのチェックコマンド