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jsmode文(Ver9.41対応版)
目次JavaScript対応− 固有の実体

jsmodeで指定する文字列は、名前ごとに固有の実体があることも表していて、別のオブジェクトや変数を持ちます。
スクリプトエンジンの判断は、\までで判定しています。
例えば、"JScript"と"WebView2"は、別の実体になります。
例えば、"JScript\\myspace"と"JScript\\orespace"は、スクリプトエンジンの判断は"JScript"までで、\以降までを含めた文字列全体は別になり、実体も別になります。
同じ名前でもグローバル展開の有無の違いによっても別の実体になります。
名前の指定で使える文字は、ファイル名に使える文字(\や:も含む)と同じになります。
jsmode "JScript\\myspace";
js{
  its = "mine";
}

jsmode "JScript\\orespace";
js{
  its = "oreno";
}

jsmode "JScript\\myspace";
js{
  message(its); //"mine"
}
スクリプトエンジンを省略した場合はJScriptと同じで、\から書くことで名前だけを指定できます。
jsmode "\\myspace";
js{
  //"JScript\\myspace"と同じ
}

jsmode "JScript\\myspace";
js{
  //"\\myspace"と同じ
}
名前をcurrentmacrofilenameにすることで、他のマクロと被りにくいようにできます。
jsmode "\\" + currentmacrofilename;
js{
  //他と被らない
}
同じ名前でもJscriptとWebView2は別々です。
jsmode "JScript\\myspace";
js{
  //"WebView2\\myspace"とは違う
}

jsmode "WebView2\\myspace";
js{
  //"JScript\\myspace"とは違う
}