gettext( x1, y1, x2, y2, n1 ) 関数(Ver9.35対応版)
目次−
関数(その他関数)−
gettext( x1, y1, x2, y2, n1 ) 関数
gettext関数は、座標で指定する範囲にある文字列を取得します。
例 |
$a = gettext( 0, 0, 10, 10 );
|
- パラメータ1(数値型)
-
範囲の開始位置のX座標を指定します。
- パラメータ2(数値型)
-
範囲の開始位置のY座標を指定します。
- パラメータ3(数値型)
-
範囲の終了位置のX座標を指定します。
- パラメータ4(数値型)
-
範囲の終了位置のY座標を指定します。
- パラメータ5(数値型、省略可能)
-
指定しないか0を指定すると、範囲選択を解除します。
1を指定すると、範囲選択を維持します。(V5.00以降)
- パラメータ6(数値型、省略可能)
-
1を指定すると、改行コードは"\x0a"として取得します。(V8.94以降)
- 返り値(文字列型)
-
指定した範囲の文字列を返します。
文字列の長さが長すぎるとエラーになります。
x,y座標の指定の仕方は
moveto文と同じです。
例 |
$a = gettext( seltopx, seltopy, selendx, selendy, 1 );
message $a;
|
途中に改行コードが含まれる場合、"\x0d\x0a"として取得します。"\n"と同じではないので注意してください。"\n"は"\x0a"と同じです。
参照:
gettext2
文字の単位
文字の単位ごとに各種のバリエーションがあります。
searchdown等の検索後の状態は、動作環境([その他]→[動作環境]→[検索]→[検索での表示])によって点滅表示の場合と範囲選択の場合があります。
点滅表示の場合は、seltopx等では位置を取得できないので、foundtopx等を使う必要があります。
例 |
searchdown "a";
$a = gettext( foundtopx, foundtopy, foundendx, foundendy, 1 );
message $a;
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または、setcompatiblemodeでマクロ動作中は検索で範囲選択する動作にすることができます。
例 |
setcompatiblemode 0x00000200; //マクロ内では動作環境の[検索での表示]は[範囲選択]として動作
searchdown "a";
$a = gettext( seltopx, seltopy, selendx, selendy, 1 );
message $a;
|
Hidemaru_*やhidemaruオブジェクトの互換の関数として以下のものがあります。
gettotaltext() ... hidemaru.getTotalTextと同じです。
参照:
Hidemaru_GetTotalTextUnicode
hidemaru.getTotalText
gettotaltext
getlinetext() ... hidemaru.getLineTextと同じです。
参照:
Hidemaru_GetLineTextUnicode
hidemaru.getLineText
getlinetext
getselectedtext() ... hidemaru.getSelectedTextと同じです。
参照:
Hidemaru_GetSelectedTextUnicode
hidemaru.getSelectedText
getselectedtext