selectcolumn文(Ver9.35対応版)
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クリップボード系文−
selectcolumn文
selectcolumn文は、タブストップまたはTSV/CSVモードの区切り単位の選択を行います。(V8.30以降)
- パラメータ1(数値型、省略可能)
-
選択の左端となる区切りの番号を指定します。
タブストップ区切りやTSV/CSVモード区切で、0から数えます。
- パラメータ2(数値型、省略可能)
-
選択の右端となる区切りの番号を指定します。
タブストップ区切りやTSV/CSVモード区切で、0から数えます。
- パラメータ3(数値型、省略可能)
-
上端となる行番号を指定します。(V8.88以降)
1から数えます。
省略した場合は全ての行が対象になります。
- パラメータ4(数値型、省略可能)
-
下端となる行番号を指定します。(V8.88以降)
1から数えます。
省略した場合は全ての行が対象になります。
- 結果コード
-
成功時はresultは0以外になります。
失敗時はresultは0になります。
TSV/CSVモード向けの機能です。
TSV/CSVモードのルーラー(「A |B |C 」といった表示)をクリックしたときと同じ選択になります。
番号で指定する左端の区切りから右端の区切りまでを、BOX選択で縦方向に全行分選択します。
区切りは0から数えます。
数え方は、タブストップまたはTSC/CSVのタブ区切り/カンマ区切りを1つの単位として数えたものです。
forwardtab,
backtabの数え方と対応しています。
現在のカーソルが含まれる位置は、
tabcolumnで表されます。
(
columnキーワードとは対になっていないので注意が必要です。)
例 |
selectcolumn tabcolumn, tabcolumn;
|
第3パラメータ、第4パラメータを指定すると、指定された行の範囲だけを選択します。(V8.88以降)
行は改行までを1行とした数え方です。1から数えます。
例 |
selectcolumn tabcolumn, tabcolumn, lineno, lineno;
|
パラメータを全て省略すると、現在のカーソル位置が含まれる区切りを選択します。
第2パラメータだけを省略すると、第1パラメータの区切り番号だけを選択します。
例 |
newfile;
config "xTabMode:0x0001"; //TSVモード
insert "A1\tB1test\tC1\n";
insert "A2\tB2test\tC2\n";
refreshtabstop;
selectcolumn 1, 1; //B列を選択
copy2; //コピーとか
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例 |
//複数選択扱い変換モジュールは事前にsetcompatiblemode必要
setcompatiblemode 0x00100000;
selectcolumn 1, 1; //B列を選択
tolower;
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