ブラウザ枠・個別ブラウザ枠(Ver9.46対応版)
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ブラウザ枠・個別ブラウザ枠
ブラウザ枠・個別ブラウザ枠について
ブラウザ枠・個別ブラウザ枠は、キー割り当て等で呼び出せる「ブラウザ枠」または「個別ブラウザ枠」コマンドの枠です。
ブラウザ枠は、アウトプット枠のようにタブモードではウィンドウ内で共通の1つの枠になります。
個別ブラウザ枠は、アウトライン解析の枠のように、ファイルごとにある枠になります。
これらの枠の操作を行うマクロの文/関数があります。
通常のブラウザと同じようにWebコンテンツを見る目的のものです。
http: https: のネット上のURIを指定できます。
file: のローカルファイルを指定できます。
uriにjavascript: から始まるものを指定することで、ブックマークレットのように一方的な実行が可能です。
実行できるのは、秀丸マクロとしてのJavaScriptではなく、WebページとしてのJavaScriptです。file: から始まるローカルファイルの場合に可能で、httpから始まるネット上のコンテンツはできません。(localhostは除く)
ページ内のスクリプトから秀丸エディタの操作をすることはできません。
ブラウザ枠・個別ブラウザ枠に対する操作は、browserpanecommandの1つだけでほぼ全てできます。
browserpanecommand文/関数
従来マクロの文/キーワードの書き方も可能です。
setbrowserpanetarget文
showbrowserpane文
refreshbrowserpane文
browserpanehandleキーワード
setbrowserpaneurl文
setbrowserpanesize文
browserpanesizeキーワード
既知の問題
ウィンドウが非表示状態にあるときに、WebView2の画面(レンダリング枠/ブラウザ枠)が出ると表示されなかったり真っ黒なったりする問題があるようです。
この問題は秀丸エディタとして修正するのは難しく、そういう使われ方が想定されるケースは避けるようにしてください。
以下のケースがあります。
- showwindow 0;で非表示にしている状態でのWebView2の画面表示。
- タブモードで、デスクトップ復元と同時に実行されるマクロ。
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レンダリング枠