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up, down, right, left文(Ver9.24対応版)
目次カーソル移動系文− up, down, right, left文
up, down, right, left文は、カーソル上/カーソル下/カーソル右/カーソル左コマンドと同等のカーソル移動を行います。
up;
パラメータ1(数値型、省略可能)
移動する量を指定します。
省略すると1と同じです。

結果コード
移動した場合はresultは0以外になります。
移動しなかった場合はresultは0になります。


パラメータ無しでも使えますが、パラメータを指定するとその分まとめて移動するようになります。
up 100;
down #a + #b * 100;
resultで移動したかどうかを知ることができます。
up 100;

if(result != 0) {
	message "移動した";
} else {
	message "移動しなかった";
}
範囲選択された状態でのleft;やright;は、複数行の選択かどうかなどによって動作が違います。
通常は、[その他]→[動作環境]→[編集]→[高度な編集2]の「左右キーは必ず範囲選択の先頭/末尾」がOFF相当の動作です。
この動作の違いを無くすには、setcompatiblemodeで0x10000000を指定します。
setcompatiblemode 0x10000000;
beginsel;
down;
endsel;
right;

right, left, up, downは、beginselをしてからendselするまでの間では、選択状態のままカーソル移動します。
endselをした後は、right, left, up, downをすると選択状態は解除されます。

一方で、gofiletop, gofileend, movetoなどカーソルが直接どこかに移動する文は、endselをしたかどうかに関わらず、選択状態のままカーソル移動します。
常に選択を解除した状態にするには、escape文を使ってください。