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getstaticvariable( s1, n1 ) 関数(Ver9.35対応版)
目次関数(その他関数)− getstaticvariable( s1, n1 ) 関数
getstaticvariable関数は、静的な変数を取得します。(V8.00以降)
パラメータ1(文字列型)
変数名を指定します。大文字と小文字の区別はされません。
""を指定すると、記憶されている変数名を列挙して","でつなげた文字列を返します。

パラメータ2(数値型、省略可能)
共有されている静的な変数かどうかを指定します。
0 を指定するか省略すると、共有せず、現在の秀丸エディタ内だけで有効です。同じウィンドウであっても「ファイルを閉じる」「閉じて開く」「ファイル名変更」「名前を付けて保存」(saveas除く)をすると消去されます。
1 を指定すると、全ての秀丸エディタで有効です。
2 を指定すると、共有せず、現在の秀丸エディタ内だけで有効です。0指定で消去される場面でも保持されます。(V9.00以降)
-1 を指定すると、別の使い方になります。(後述)

返り値(文字列型)
変数の内容が返ります。


setstaticvariable "TestA", "全ての秀丸エディタで有効",1;
message getstaticvariable( "TestA", 1 );

setstaticvariable "TestB", "現在の秀丸エディタで有効",0;
message getstaticvariable( "TestB", 0 );
message "共有されている名前一覧:\n"+getstaticvariable( "", 1 );
message "現在の秀丸エディタ内の名前一覧:\n"+getstaticvariable( "", 0 );

別の使い方:
パラメータ2に-1を指定すると、静的ではなく、一時的な変数として扱います。(V9.12以降)
共有せず、現在の秀丸エディタだけで有効で、実行中のマクロ内だけで有効です。
マクロが終了したら消えます。
上限の設定は関係ありません。
他のマクロとの競合はありません。

参照:
setstaticvariable

getstaticvariable
Hidemaru_GetStaticVariable
hidemaru.getStaticVariable