findspecial文(Ver9.35対応版)
目次−
findspecial文
findspecial文は、通常の検索では検索できないものを検索します。(V8.00以降)
例 |
#sjis = 0x01;
findspecial 0,#sjis,0;
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- パラメータ1(数値型)
-
どのようなものを検索するかという種類を数値で指定します。
0 変換できない文字の検索
1 混在する改行コードの検索
2 NULL文字が変換された文字の検索
- パラメータ2(数値型)
-
パラメータ1の種類によって意味が変化します。
- パラメータ3(数値型)
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下方向に検索するとき0、上方向に検索するとき1を指定します。
- 結果コード
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見つかった場合(カーソル移動した場合)、resultは0以外になります。
見つからなかった場合、resultは0になります。
- 変換できない文字の検索
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パラメータ1は0を指定します。
指定されたエンコードで保存する場合、変換できない文字を検索します。
パラメータ2には、エンコードの種類を数値で指定します。encode(またはcharset)キーワードと同じ意味の数値です。
パラメータ3で下方向に検索するときは、現在のカーソル位置の文字を含めて検索します。
- 混在する改行コードの検索
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パラメータ1は1を指定します。
パラメータ2には以下の値を入れます。
0:CR+LF
1:LF
2:CR
3:境界
改行コードが混在している場合に正確な改行コードを検索します。
現在のカーソル位置にある改行コードは含めず、下方向では次の改行、上方向では前の改行から検索します。
- NULL文字が変換された文字の検索
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パラメータ1は2を指定します。
パラメータ2に意味はありません。
[その他]→[動作環境]→[ファイル]→[エンコード2]で、「NULL文字の変換」のオプションが特殊空白文字か、特殊NULL文字になっている必要があります。
この動作環境によって、NULL文字が変換された文字を検索します。
下方向では、現在のカーソル位置の文字を含めて検索します。