getresultex( n1 ) 関数(Ver9.35対応版)
目次−
関数(その他関数)−
getresultex( n1 ) 関数
getresultex関数は、詳細なエラー情報などの取得をします。(V8.00以降)
- パラメータ1(数値型)
-
取得する情報の種類を指定します。
- 返り値(数値型 または 文字列型)
-
パラメータで指定された種類の値が返ります。
パラメータが-1の場合は文字列型が返ります。
それ以外は数値型が返ります。
パラメータ1の値は以下の通りです。
0:resultと同じ
1:openfile/saveasで、何かエラーがあるか(getresultex(2〜6)のいずれかが0以外)
2:openfile/saveasで、変換できない文字のエラーかどうか (0以外=失敗/0=成功)
3:openfileで、NULL文字のエラーかどうか (0以外=失敗/0=成功)
4:openfileで、複数のエンコードの種類に一致しているかどうか (0以外=失敗/0=成功)
5:openfileで、他のプロセスで開かれている等ののエラーかどうか (0以外=失敗/0=成功)
6:openfileで、改行コード混在のエラーかどうか (0以外=失敗/0=成功)
7:tagjump/directtagjumpでジャンプした行番号
8:directtagjumpでファイルが存在しない (0以外=失敗/0=成功)
9:runsync(またはrunexで同期)実行して成功したときの終了ステータス (GetExitCodeProcess相当、259は同期しなかった)
10:COM関係の文/関数が成功したかどうか(成功=1,失敗=0)
11:COM関係の文/関数の最後のHRESULT値
12:grep実行後、検索したファイルの数
13:loadhilight文で個数が多すぎて全て読み込めなかったかどうか (0以外=失敗/0=成功)
14:replaceall文でlinknext付きで実行したとき、他の秀丸エディタも含めた置換の総数(V8.01以降)
15:replacedown, replaceup等でask付きで実行したとき、直前の確認ダイアログがどのようにして閉じられたかの情報(V8.56以降)
0x0000 直前に確認ダイアログの操作でない
0x0100 キャンセル
0x0200 下方向の一気・ヒット
0x0201 下方向の一気・ヒットなし
0x0210 上方向の一気・ヒット
0x0211 下方向の一気・ヒットなし
0x0300 下方向の置換・ヒット
0x0301 下方向の置換・ヒットなし
0x0310 上方向の置換・ヒット
0x0311 下方向の置換・ヒットなし
0x0401 上方向の検索(上候補)・ヒットなし
0x0411 下方向の検索(上候補)・ヒットなし
16:spellcheckdialogのダイアログの操作結果。(V8.71以降)
17:call/gotoで、ラベルが見つからなかったのときエラーかどうか (0以外=失敗/0=成功)(V8.85以降)
(seterrormodeの5の指定でエラーが表示されないようになっている必要があります)
18:最後に行ったfilter文/filter関数で、変換モジュールの読み込みに失敗した場合に1(V8.88以降)
19:最後に行ったfilter文/filter関数で、関数が見つからない場合に1(V8.88以降)
20:openfileで、ファイルが見つからない (0以外=失敗/0=成功)(V8.92以降)
21:openfileで、ファイル検索パスの問い合わせで「はい」で開いたとき1、「いいえ」で続行したとき2(V8.92以降)
22:openfileで、ファイルが見つからないときの新規作成の問い合わせ(seterrormodeの2の指定)で「はい」で開いたとき1、「いいえ」で続行したとき2(V8.92以降)
23:charcountで、数えられる上限を超えたかどうか (0以外=失敗/0=成功)(V8.98以降)
25:newfile等で新しく秀丸エディタが起動するとき、起動数の上限によってエラーになったかどうか (0以外=失敗/0=成功)(V9.15以降)
26:saveas等で保存に失敗したときのWindowsのエラーコード(V9.20以降)
-1:execmacroで呼ばれたマクロでendmacroにパラメータを指定したときの文字列値
例 |
tagjump;
if(result){
#n=getresultex(7);
message str(#n);
}
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例 |
execmacro "testsub.mac";
message getresultex(-1);
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