DllFuncManagerオブジェクト(Ver9.35対応版)
目次−
JavaScript対応−
DllFuncManagerオブジェクト
DllFuncManagerオブジェクトは、hidemaru.loadDllメソッドで取得できます。
DllFuncManagerオブジェクト内にも、dllFunc,dllFuncStr,dllFuncW,dllFuncStrWという名前のDllFuncManagerオブジェクトがあります。
- メソッド
-
関数名(パラメータ,...)
DLLに存在する関数をメソッドとして呼び出すことができます。
予約された名前(後述)は使うことができません。
DLLで決められた呼び出し方法で呼び出さないとクラッシュする可能性があるので注意が必要です。
呼び出し方法は、hidemaru.loadDllで取得したDllFuncManagerオブジェクトのプロパティであるdllFunc,dllFuncStr,dllFuncW,dllFuncStrW内のメソッドとして呼び出すことで、明示的に指定できます。
例 |
var dll = hidemaru.loadDll("HmJre.dll");
var obj1 = dll.dllFunc;
var obj2 = dll.dllFuncStr;
var n = obj1.FindRegular( "[a-z]", "123 abc", 0 );
var s = obj2.ReplaceRegular("([a-z]+)([0-9]+)", "--abcdefg1234567--", 0, "\\2\\1" );
|
loadDll直後に得られるDllFuncManagerオブジェクトにも関数がありますが、呼び出し方法が決まっていないので使わないでください。
dllFuncExist( str )
関数名が存在するかどうかを返します。
setDllDetachFunc( str )
DLLが解放されるタイミングで呼び出される関数名を指定します。
- プロパティ
-
loadDllFile
読み込まれているDLLファイルのパス(取得)
dllFunc
DllFuncManagerオブジェクト。(取得)
メソッドには秀丸エディタのdllfuncの呼び出し方法で呼び出される関数群があります。
dllFuncStr
DllFuncManagerオブジェクト。(取得)
メソッドには秀丸エディタのdllfuncstrの呼び出し方法で呼び出される関数群があります。
dllFuncW
DllFuncManagerオブジェクト。(取得)
メソッドには秀丸エディタのdllfuncwの呼び出し方法で呼び出される関数群があります。
dllFuncStrW
DllFuncManagerオブジェクト。(取得)
メソッドには秀丸エディタのdllfuncstrwの呼び出し方法で呼び出される関数群があります。
- 予約された名前
-
loadDllFile
dllFuncExist
setDllDetachFunc
dllFunc
dllFuncW
dllFuncStr
dllFuncStrW
これらの名前はDLLの関数名として使うことはできません。
参照:
hidemaru.loadDll