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insert文(Ver9.35対応版)
目次挿入系文− insert文

insert文は、文字列を挿入します。
insert "abc";
パラメータ1(文字列型)
挿入する文字列を指定します。

パラメータ2(数値型、省略可能)
改行コードの解釈の仕方や、インデントを働かせる方法を指定します。
省略可能で、通常は改行は"\n"のみ、インデントは無しです。

パラメータ3(数値型、省略可能)
インデントの方法の詳細を指定します。

結果コード
成功した場合、resultは0以外になります。
失敗した場合、resultは0になります。


insert文は、パラメータで指定された文字列を挿入したのち、カーソルを挿入した文字列の最後に移動します。
insert文は挿入モードでの入力に相当します。
カーソル位置を移動させないようにするには、insertfix文を使います。

改行文字を挿入するには、"\x0A"(文字コード10,line-feed)の制御文字を使います。
insert "\x0A";

//または次のようにしてもかまいません。
insert "\n";
第2パラメータに 1 を指定すると、"\x0d"と"\x0a"と"\x0d\x0a"の改行コードの違いを正しく解釈するようになります。(V8.00以降)
第2パラメータに 2 を指定して、文字列が"}"の場合、C言語用の自動アンインデントが働きます。(V8.54以降)
第2パラメータに 2 を指定して、文字列が"\n"の場合、自動インデントが働きます。(V8.54以降)

第3パラメータで自動インデントの設定を明示的に指定できます。(V8.85以降)
以下の値の論理和です。
0x0001:全角空白もインデント=ON
0x0002:全角空白もインデント=OFF
0x0010:C言語用のインデント=ON
0x0020:C言語用のインデント=OFF
0x0100:C言語インデントで、switchの場合はインデントしない=ON
0x0200:C言語インデントで、switchの場合はインデントしない=OFF
指定しない場合は、ファイルタイプ別の設定/動作環境に従います。

複数選択時の複数個所の同時挿入として動作させるにはsetcompatiblemode 0x00100000;が必要です。

参照:
insert
insertfix
overwrite