getlinecount( s1, n1, nReturn ) 関数(Ver9.35対応版)
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関数(その他関数)−
getlinecount( s1, n1, nReturn ) 関数
getlinecount関数は、文字列中の位置の行と余りを計算(行と桁に変換)します。(V8.94以降)
複数行の文字列中の位置を、行と桁に変換することに使うことができます。
- パラメータ1(文字列型)
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計算元となる、改行コードを含む複数行の文字列を指定します。
- パラメータ2(数値型)
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パラメータ1の文字列上の、先頭から数えた指定の文字の位置を指定します。
改行も含んで数えた1行目からの位置を指定します。
文字数の数え方はstrlenやstrstrと同じです。
- パラメータ3(数値型の変数名)
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行数が数えられた後の、余りの文字の位置(0から数えた桁位置)が格納される数値型の変数名を指定します。
例えば#aといった変数名を記述します。
#a+#bといったような式を指定することはできません。
- 返り値(数値型)
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指定の文字の位置が、何行目にあるかを返します。
0から数えた行数を返します。
- JavaScript
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JavaScriptでは、パラメータ3はオブジェクトを指定し、オブジェクトのcolumnメンバに結果が返ります。
例えば、以下のように呼びます。
例 |
#nLine = getlinecount( "ABCD\nXYZ", 7, #nColumn );
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"ABCD\nXYZ"という文字列があり、"Z"の位置は0から数えて7です。
"\n"が改行の複数行とすると、"XYZ"の行は0から数えて1の行にあります。
"Z"の文字は、"XYZ"の行頭の0から数えて2の位置にあります。
関数を呼ぶと、#nLineには1が返り、#nColumnには2がセットされます。
JavaScriptでは、例えば以下のように呼びます。
例 |
obj = {};
nLine = getlinecount("ABCD\nXYZ",7,obj);
nColumn = obj.column;
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