createobject関数(Ver9.35対応版)
目次−
COMの呼び出し−
createobject関数
createobject関数は、COMオブジェクトを作成します。
例 |
#obj = createobject("Scripting.FileSystemObject");
|
- パラメータ1(文字列型)
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登録されたCOMオブジェクトのProgIdを指定します。
パラメータ2を指定する場合は、DLLのファイル名をフルパスで指定します。
- パラメータ2(文字列型、省略可能)
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管理者による登録なしでの作成をする場合、方法を指定します。(後述)
- 返り値(数値型)
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成功時した場合、オブジェクトを表すIDを0以外の値で返します。
失敗した場合、0を返します。
- JavaScript
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JavaScriptではhidemaru.createObject()の動作になり、オブジェクトそのものを返します。
createobjectは、WSH(VBS)のCreateObject、WSH(JS)のnew ActiveXObjectに相当します。
ロードされるのは現在の秀丸エディタについてだけなので、nexthidemaru文等で他の秀丸エディタに切り替わった場合は改めてcreateobjectしなおす必要があります。
エラーの取得
文はresultが設定されますが、関数ではresultは設定されません。
createobject/getobject以外の関数では戻り値で成功したかどうかを知ることができないので、
getresultexの10または11でエラー情報を得ることができるようになっています。
管理者による登録なしでの作成
パラメータ2を指定して、管理者による登録なしでのオブジェクト作成ができます。
C++等のネイティブコード
.net framework 4.xのマネージコード
.net 5, .net core系
参照:
createobject
hidemaru.createObject