replaceallquick文(Ver9.35対応版)
目次−
検索系文−
replaceallquick文
replaceallquick文は、クイック全置換を行います。
クイック全置換はreplaceall等と違う動作があります。
後述
例 |
replaceallquick "検索文字", "置換文字";
|
- パラメータ1(文字列型)
-
検索文字列を指定します。
- パラメータ2(文字列型)
-
置換文字列を指定します。
- パラメータ3以降(予約語 または 数値型)
-
検索/置換のオプションを、以下の予約語をカンマ区切りで複数指定できます。
word
casesense または nocasesense
regular または noregular
fuzzy
hilight または nohilight
searchoption, searchoption2相当の数値の指定も可能です。
- 結果コード
-
置換した個数になります。
- JavaScript
-
JavaScriptでは、パラメータ3以降の予約語パラメータは、searchoption, searchoption2キーワード相当の数値のみの指定になります。
予約語パラメータについて
置換の予約語パラメータ
その他
クイック全置換はreplaceall等と違う動作があります。以下の動作が違います。
- 置換後のカーソル位置が通常の全置換とは違います。
- マーク、編集マーク、折りたたみ、カラーマーカーは保持されません。(編集マークは全行に付きます)
- 「追加の条件」、\(タグ番号,関数名)による変換モジュール指定、「次の秀丸エディタも続けて置換」、複数選択はできません。
- 正規表現に以下の処理の違いがあります。
置換後のテキストが再び検索対象にはならず、元のテキストのみが検索対象になります。
例えば「^a」を「a\n」に置換で、対象テキストが「aaaaa」の場合、行頭の1つだけになります。
「\n」や「[^...]」で改行がヒットする可能性がある場合は全行が対象になります。(?#maxlines:)や(?#fulllinematch)の指定は無視されます。
- 「選択した範囲」は行単位ではなく文字単位になり、置換後は「選択した範囲」で動作中の範囲にはならず、通常のままになります。
- inselect, inselect2の指定が無くても、選択がある場合、単一の選択した範囲が対象になります。
- 改行コードが混在する場合、全ての行で統一された改行コードになります。
注意:多くの場合は高速になりますが、検索文字列に改行を含んで長さが変わるような正規表現の場合、全行がとても長い一行と同じようなことになり、逆に遅くなる場合があります。