個別ブラウザ枠(Ver9.35対応版)
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コマンド−
ウィンドウ系コマンド−
個別ブラウザ枠
個別ブラウザ枠は、秀丸エディタの1つの枠(ペイン)の中に、Webブラウザとほぼ同等のコンテンツを表示する機能です。
個別ブラウザ枠は、タブモードの場合は各タブごとに表示されます。
ブラウザ枠は、全てのタブで同じものが表示されます。
個別ブラウザ枠の動作には、Windows 11やWindows 10 Version 1803以降の更新適用などの、Chromium版 Microsoft Edgeが使える環境が必要です。
セキュリティのレベルは、Windowsに標準搭載のEdgeと同じか、場合によっては高い(制限が強い側)になります。
秀丸エディタ側からブラウザ側への一方的な操作のみ可能で、個別ブラウザ枠内のコンテンツ側から秀丸エディタに対して何かが起きるということはありません。
コンテンツ内で秀丸マクロのJavaScriptは実行できないように作られています。
ページ内のスクリプトは実行可能です。
アドレスを"javascript:"から始まるものを指定することによる、いわゆるブックマークレットの実行は、httpから始まるネット上のページでは基本的にはできません。
例外的に、file: から始まるローカルファイル、localhostの場合は可能です。
クッキーの保存などのプロファイルは、Edgeとは別の空間になります。
プライベートブラウジングをするように設定可能です。(ファイルタイプ別に指定可能)
プロセスは、旧来のIEコンポーネントとは違い、秀丸エディタとは別プロセスで動作します。
アドレスの指定は、主に以下の方法があります。
・枠のメニューから指定
・ファイルやURLをドラッグ&ドロップ
・秀丸エディタ本文中の色付けされたURLのテキストを、ダブルクリックなどで開く([その他]→[動作環境]→[表示/操作]→[リンク]で設定)
・コマンド(...を個別ブラウザ枠で開く)
・ブックマーク
・マクロ
枠の右上のメニューから幾つかの操作ができます。
メニューの[ウォッチ]をONにしておくと、file: から始まるローカルファイルの場合に監視して自動的に更新します。
メニューの[上書き保存で更新]をONにしておくと、秀丸エディタ本体で上書き保存を実行したときに更新します。
設定は以下の場所にあります。
[その他]→[ファイルタイプ別の設定]→[
個別ブラウザ枠]
[その他]→[動作環境]→[ウィンドウ]→[
個別ブラウザ枠の詳細]
参照:
ブラウザ枠
参照:
個別ブラウザ枠