テンプレート(Ver9.35対応版)
目次−
ファイルタイプ別の設定−
その他−
テンプレート
テンプレートは、あらかじめ決められた定型のテキストを簡単に挿入する機能です。
プログラミング言語向けのテキストエディタではスニペットと呼ばれるものと同じような機能です。
単語補完の候補として出るようにするか、単語補完を使わない場合は「テンプレート」コマンドで呼び出すことができます。
単語補完の場合は、キーワードに一致する場合に候補に挙がり、選ぶとテンプレートの内容を挿入します。
「テンプレート」コマンドの場合は、全てのテンプレート一覧から選ぶか、キーワードを入力して絞り込んで選択して挿入します。
テンプレートの書式
- テンプレート(スニペット)ファイルの場所
-
ここで指定されるフォルダ内にあるファイルをテンプレートの候補にします。
ワイルドカードや単一のファイルだけの指定でもいいです。
フルパスでない場合は、設定ファイル用のフォルダ配下になります。
ファイルは拡張子と内容によって解釈が異なります。
.txtの場合
通常は、ファイルの内容全てが挿入する内容になります。ファイル名がキーワードになります。
改ページ(制御コードCL)で始まる場合、CL区切りで複数のテンプレートを1つのファイルに記述できます。CLの直後のテキストがキーワードになります。
keyword.txt
このテキスト全てがテンプレート選択時に挿入されます。
ファイル名がキーワードになります。
ドル記号は特殊な意味を持つので二重にして$$と書く必要があります。
挿入すると$0←ここにカーソルが移動します。
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xxxxxx.txt
bold
<B>$s</B>
comment
<SPAN CLASS="COMMENT">$s</SPAN>
string
<SPAN CLASS="STRING">$s</SPAN>
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.jsonの場合
複数のテンプレートをJSONのオブジェクトとして記述します。
prefixの文字列値がキーワードになります。
bodyの文字列値または配列の文字列値が挿入される内容になります。
配列の場合は、各要素ごとに改行が入って複数行の内容として扱われます。
yyyyy.json
{
"Sample Name": {
"prefix": "SampleKeyword3",
"body": [
"Line1",
"Line2",
""
]
}
}
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.macの場合
マクロを実行します。
ファイル名がキーワードになります。
lowercase.mac
if( event == 9 ) {
$seltext = geteventparam( 0 );
insert tolower($seltext);
}
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- 単語補完に含ませる
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キーワードを単語補完の候補にします。