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禁則処理(Ver9.34対応版)
目次動作環境編集− 禁則処理
ここの設定は、上級者向け設定をONにすると設定できます。
禁則処理
 禁則処理の方法を設定します。禁則処理とは、例えば行頭に句読点(「。」や「、」が来てしまいそうな場合はその文字を前の行の最後にぶら下げる「ぶら下げ処理」や、あるいは前の行から1文字だけ行頭にもってくることで行頭に句読点が来ることを避ける「追い出し処理」などがあります。
 禁則処理は印刷業界の専門用語かもしれませんが、詳しくはワープロソフトの説明書を参照するのがいいです。(と言って逃げる(^^;)

 ちなみに、ここでいくら設定しても、[その他]-[ファイルタイプ別の設定]-[体裁]-[折り返し]で「禁則処理」がONになってないと禁則処理されません。

禁則処理の方法
 禁則処理の方法を指定します。一般的な禁則処理は「追い出し+句読点のぶら下げ」です。本当は「追い込み」という処理も必要なのですが、秀丸エディタではできません。

行頭禁則文字
 行頭に来てもらっては困る文字を指定します。

行末禁則文字
 行末に来てもらっては困る文字を指定します。

ぶら下げ文字
 禁則処理の方法に「句読点のぶら下げ」を含むとき、ぶら下げる文字を指定します。

ぶら下げ幅
 ぶら下げることのできる文字の幅を半角文字数で指定します。最大で半角4文字までです。
 「改行文字のぶら下げ」もONになっていると、さらに半角1文字分ぶら下げ幅は加算されます。

リセット
 行頭禁則文字,行末禁則文字を自動的に設定します。「禁則レベル1」だと通常の禁則処理、「禁則レベル2」だと最低限の見易さを確保するための設定になります。

ワードラップ
 ワードラップとは、単語が行にまたがって分割されそうになった時に全部まとめて次の形に追い出す処理です。それをON/OFFします。

改行文字のぶら下げ
 例えば1行の折り返し文字数が80文字の場合で、ぴったり「80文字+改行」の行があると、改行文字が2行目に来てしまってみっともないです。
 という訳で、この「改行文字のぶら下げ」をONにすると、改行文字をぶら下げ処理して1行に納めるようにします。
 これがONになっていると、半角一文字分ぶら下げ幅として加算されます。

分割禁止拡張を使う
ストアアプリ版
V8.75よりストアアプリ版には分割禁止拡張が標準付属しています。
 別途アドインソフトの「分割禁止拡張 for 秀丸エディタ/秀丸メール」をインストールしているときに有効にすることができます。
 特定の単語を分割禁止にしたり、全角数字を分割禁止しない等の、特別な禁則処理が出来るようになります。