保存・読み込み(Ver9.35対応版)
目次−
ファイルタイプ別の設定−
その他−
保存・読み込み
- エンコードの種類の指定
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[ファイル]-[開く]のダイアログボックスでは、[エンコードの種類]を「自動判定」で開いたとき、ここで指定されたエンコードの種類が優先的に選ばれます。
[ファイル]-[名前を付けて保存]のダイアログボックスでは、開いているファイルのエンコードの種類が何であれ、[エンコードの種類]に、ここで指定されたエンコードの種類をあらかじめ選択するようにします。
この設定は、基本的に拡張子(ファイルタイプ)に対して固定のエンコードの種類を使いたい場合に指定してください。
新規作成時の標準のエンコードの種類を指定したい場合は、[動作環境]-[ファイル]-[エンコード1]の、[標準のエンコードの種類]を指定してください。
既存のファイルを開いて、上書き保存した場合には、既存のファイルのエンコードの種類を維持します。この設定は適用されません。
grepには適用されません。
- 自動判定で開くとき、coding等のコメントの認識
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自動判定で開くとき、RubyやPythonで使われるエンコーディング判定のコメントを認識します。
例:
# encoding: utf-8
例:
# -*- coding: utf-8 -*-
- 保存するときの変換
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- タブ・空白の変換
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タブを空白に置き換えたり、空白をタブに置き換えて保存することができます。
ダブルクォーテーションで囲んだ中の空白は変換しません。
TSV/CSV/自由配置モードのときはタブ・空白の変換は使えません。
- 保存するときに行末の空白を除去する
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保存するときに、行末の半角空白、タブ、全角空白を除去します。
- 保存するときにEOF制御文字を付ける
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EOF制御文字(16進数で1A)を、保存するファイルの一番下に付けるかどうかを指定します。
Windowsのテキストファイルは一般にEOF制御文字はついていないことが多いので、OFFにしておくほうがよいでしょう。
- 最後の行に改行を付ける
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最後の行([EOF]のある行)に、文字があって改行が無い場合、改行を入れて保存します。
- 読み込むときの変換
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- 読込むときにEOF制御文字を無視
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EOF制御文字(16進数で1A)を無視するか、それともEOF(End Of File)として認識するかを指定します。
Windowsのテキストファイルは一般にEOF制御文字はついていないことが多いので、ONにしておくほうがよいでしょう。また、通信ログなどの文字化けの多いテキストを扱う場合もONにすることをお勧めします。
無視して制御文字のまま読み込まれたものは"Z"が反転した文字として表されます。
無視して読み込みされるのは、ファイルの途中にあるEOF制御文字だけで、ファイルの末尾にあるEOF制御文字は常にEOF(End Of File)として解釈され、そこが終端となり"Z"の反転は現れません。