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トラブル対処の例(Ver9.34対応版)
目次− トラブル対処の例
検索ダイアログで時間のかかる正規表現を書くと操作しずらい
 検索ダイアログの操作中に操作中に検索が働くようなオプションのどれかが働いていると、操作中に検索が働きます。
 複雑な正規表現をテストする場合、[その他]→[動作環境]→[検索]→[すべて検索]の、「ヒット候補の表示」の3つのオプションを全部OFFにして、[その他]→[動作環境]→[検索]の「リアルタイム検索」もOFFにしておくといいです。

Ctrl+ホイールアップ/ダウンすると固まる
タブレットPCでピンチイン/ピンチアウトすると固まる
 Windows 10 Version 2004以降の新しいMicrosoft IMEと、秀丸エディタV8.93未満の組み合わせでそういう問題がありました。
 秀丸エディタV8.93以降では問題が起きないようになっています。
 または古いバージョンのままでも、[その他]→[キー割り当て...]で、Ctrl+ホイールアップ/ダウンに別のコマンドを割り当てても回避できます。

日本語入力で異常終了したり、入力できなかったり、いろいろおかしい。
 Windows 10 Version 2004以降の新しいMicrosoft IMEで各種の問題があるようです。
 Microsoft IMEの設定で、「以前のバージョンのMicrosoft IMEを使う」にすると問題が無くなる場合があります。
 または、Windows 10 Version 2004より後の更新で、いくつかの問題が直っている場合があります。

インストールしても.txtのアイコンがメモ帳のままで、秀丸エディタのアイコンにならず、関連付けが変更されない。
 関連付けには2種類あって、すべてのユーザーに共通の関連付けと、ユーザーごとの関連付けがあります。
 関連付けを変更する簡単な方法は、エクスプローラでテキストファイルを右クリックして、「プログラムから開く」から「別のプログラムを選択」で「常にこのアプリを使って.txtファイルを開く」をONにして秀丸を選ぶと、ユーザーごとの関連付けが変更されます。(Windows 10の場合)

 秀丸エディタをインストールしたときの関連付け(または[その他]→[動作環境]→[関連付け])は、すべてのユーザーに共通の関連付けで、ユーザごとの関連付けが無い場合に適用されます。
 ユーザーごとの関連付けがあるという動作はWindows95でもあって、Windowsの仕組みとしても昔から基本的なところは同じなのですが、Windows 8やWindows 10は、拡張子.txtのユーザーごとの関連付けがあらかじめメモ帳になっていたり、Windowsの更新や他のアプリのインストールで再度ユーザーごとの関連付けを選択する場合があるようで、その際は「プログラムから開く」から再度、秀丸を選んでください。。

ある日突然、検索ができなくなってしまった。
または、検索に漏れがあるようです。
または、余計な文字列が検索されてしまいます。
 検索ダイアログの「単語の検索」や「正規表現」の状態を確認してみてください。
 「単語の検索」がONになっていると、「Aあいう」という文字列に対して「あいう」の検索でヒットしません。
 「正規表現」がONになっていると、記号などが意味を持つようになります。例えば、「.」(半角のドット)は全ての文字にヒットします。

Program Files配下にあるファイルを編集しても、メモ帳で読み込むと反映されない
 Vista対応 を参照してください。

ある日突然、開く/名前を付けて保存のダイアログが出てくるが遅くなってしまった。
 ウィルス対策ソフトを入れていると、そうなってしまう場合があるようです。
 ホームページのセキュリティソフトの設定方法(https://hide.maruo.co.jp/setupantivirus/index.html) を参照してください。

日本語入力中、勝手に違う行に移動してしまう。変な場所に挿入されてしまう。
 ノートパソコンのタッチパッドが、触れていなくても敏感に反応して、クリックしたと判断してしまっているのかもしれません。
 タッチパッドの機能を無効にすると回避できるかもしれません。

ある日突然、htmlファイルを開くと他のプロセスで開いていると出るようになってしまい、編集できなくなった。
 エクスプローラで、プレビューをONにしていると、プレビューがファイルをロックしてしまう場合があります。
 エクスプローラの[整理▼]→[レイアウト]→[プレビューペイン]をOFFにすると直ります。
 (Windows10の場合は、「表示」リボンの中の「プレビューウィンドウ」)
 (Windows11の場合は、「表示」ボタンの中の「表示」メニュー配下にある「プレビューウィンドウ」)

ある日突然、上書きモードになってしまった。
ある日突然カーソルの形が「■」になってしまい、「|」に戻すことができなくなってしまった
 Insertキーを押せば直ります。「■」になっているのは、上書きモードになっているからです。
 Insertキーを押すと、上書きモードと挿入モードが切り替わるようになっています。

秀丸エディタを終わらしても、タスクリストを見ると秀丸エディタのタスクが残留しています
 [その他]-[動作環境]-[常駐機能]-[秀丸エディタの常駐]の秀丸エディタの瞬間起動がONになっている場合、秀丸エディタはメモリ上に待機している場合があります。メモリ上に待機している秀丸エディタがある場合、タスクリストに出てしまいますが、問題ではありません。

秀丸エディタを起動すると異常終了してしまう
 秀丸エディタをバージョンアップして、新しくしたのはいいが、古いバージョンをもう一度実行してしまったときにこの現象が起きる場合があります。
 どうしても古いバージョンに戻したい、という場合は、アンインストールするか、HmSetup.exeを起動して設定を消去してください。

「致命的エラー:テンポラリファイルのアクセスでエラー」が出ました。どう対処すればいいのか
 このエラーは主にテンポラリファイル用のハードディスクの容量不足になった場合に発生します。このエラーを出さなくするにはテンポラリ用のドライブの空き容量を増やしてください。
 テンポラリ用のディスクは環境変数TEMPで指定されます。WINDOWSをインストールしたままの状態だと、これはWINDOWSと同じドライブに作成されます。
 テンポラリファイルをRAMドライブに設定するのは危険なのでやめてください。

「Ctrl+_」や「Ctrl+@」が効かない
 キーボードの種類によって、また、Windowsのバージョンの違いによって、これらのキーが発生する文字コードが違います。したがって、これらのキーが利用できない場合があります。これは仕様とさせていただきます。

行,桁の位置表示でメニューバーの一部が隠れてしまう
 これまた仕様です。ご勘弁を。
 [その他]→[動作環境]→[ウィンドウ]→[メニューバーの右側]をOFFにして表示しないようにもできます。
 ステータスバーにも行,桁の位置表示ができます。

秀丸エディタやWindowsが異常になった場合
 秀丸エディタはテンポラリファイルを作成します。そのファイルは終了するときに削除されるのですが、異常終了してしまった場合や途中でマシンをリセットした場合は削除されないまま残ってしまいます(これは、Windowsアプリ全般にいえることでもあります)。
 そのようなわけで、ときどきテンポラリ用フォルダ(通常Windowsフォルダの下のTEMPというフォルダ)にゴミが残ってないかどうかチェックしたほうがよいでしょう。チェックするときは、秀丸エディタを全て終了させてから確認してください。
 秀丸エディタが異常終了してしまった場合は秀丸エディタのバグによる可能性が高いので、できるだけ詳しい状況をレポートしていただくと助かります。

インストール直後にハングしてしまう
秀丸エディタがハングアップしてしまう場合の対策 を参照してください。