自動起動マクロ(Ver9.35対応版)
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マクロ登録−
自動起動マクロ
- 自動起動マクロを有効にする
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自動起動マクロを全て有効にするか無効にするかを指定します。
マクロ実行中には自動起動マクロは呼び出されません。(編集後タイマー/カーソル移動後タイマーも呼び出しません)
- ファイルを開いた直後
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ファイルを開いた直後に呼び出されます。ただし、デスクトップ復元でファイルを開いた場合については次のオプションによります。
- デスクトップ復元時も実行する
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「ファイルを開いた直後」の右側の「>>」ボタンで設定を変更できます。
ファイルを開いた直後に呼び出される用のマクロを、デスクトップ復元の時も実行するかどうか指定します。
ここのオプションをONにすると、マクロの内容によっては秀丸エディタがおかしくなってしまう可能性があります。具体的にはopenfileやnewfile等の秀丸エディタをさらに起動する系のコマンド、nexthidemaru等のウィンドウ切り替え系のコマンド、restoredesktop命令を使ったりするとダメです。
ファイルの中身を加工したりカーソル移動したりするだけのマクロであれば問題ありません。
デスクトップ復元時のマクロの実行は、開くファイル1つ1つのウィンドウそれぞれで、順番に実行されます。実行される順番は不定です。
- ファイルの一部の読み込み時も実行する
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「ファイルを開いた直後」の右側の「>>」ボタンで設定を変更できます。
ファイルの一部の読み込みモードで開いているときにも、ファイルを開いた直後のマクロを実行するかどうか指定します。
デスクトップ復元時のマクロの実行は、開くファイル1つ1つのウィンドウそれぞれで、順番に実行されます。実行される順番は不定です。
- 新規作成直後
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新規作成直後と、存在しないファイルを指定して新規状態で起動したときに呼び出されます。
- 保存直前と直後
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保存直前と直後に呼び出されます。
直前か直後かを知るにはマクロヘルプを参照してください。
- 印刷直前と直後
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印刷直前と直後に呼び出されます。
直前か直後かを知るにはマクロヘルプを参照してください。
- 編集後タイマー
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編集した後に呼び出されます。
タイマーの時間を指定することで、編集した直後か、編集してから時間が経った後かを指定できます。
時間が0msの場合、一度の編集操作で複数回呼ばれる場合があります。例えば、範囲選択した状態での入力で、削除と挿入のタイミングで2回呼ばれます。
- カーソル移動後タイマー
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カーソル移動した後に呼び出されます。
タイマーの時間を指定することで、カーソル移動した直後か、カーソル移動してから時間が経った後かを指定できます。
編集後タイマーのマクロが実行されると、0msではないカーソル移動後タイマーは無かったことになります。
- ファイルを閉じる直前
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ファイルを閉じる直前に呼び出されます。
- アクティブ切り替え後
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アクティブが切り替わった後に呼び出されます。
- キャッシュファイルを自動的に作成して高速化する
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自動起動マクロを初めて実行するとき、コンパイルしたバイナリデータ「ファイル名.mac.cache」というファイルを自動的に作成します。
二回目からの実行は、「ファイル名.mac.cache」があれば利用し、コンパイル無しで実行するようになります。
実行対象マクロの中身が大きい場合は効果がありますが、小さい場合は".mac"と".mac.cache"の2つのファイルを比べるため逆に遅くなる場合があります。
マクロ内からexecmacroを呼び出している場合は、呼び出されたマクロについてはキャッシュファイルを作成しないので効果はありません。
(V8.92β12以降ではexecmacroでキャッシュファイルを指定する方法もあります)
各ファイル名は、マクロ用のフォルダからの相対パスを指定できます。
各ファイル名の上限は半角で259文字までです。
環境変数を%記号で囲んで記述することができます。(V8.98β7以降)
(eventキーワード/[目次]−[自動起動マクロ]のページ参照)