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ツールバーデザイン(Ver9.34対応版)
目次動作環境ウィンドウ− ツールバーデザイン
定義ファイルによる指定
 ここでJSONファイルを指定して、ボタンが名前で表示される場合のフォントや名前を指定することができます。
 定義ファイルの書き方は、JSON形式で、UTF-8(BOMなし)です。
 右側の[>>]ボタンより、新規作成して、サンプルとなる全ボタンの形式を出力できます。
 主な意味は以下の通りです。

 "design":フォントなどを決めます。以下の値があります。
"font":フォント名。
"fontsize":フォントサイズ。
"showname":
 ボタンの名前の表示の仕方。"nameonly"を指定すると、全てのボタンを名前で表示します。
 "fallback"を指定すると、定義がある部分だけ使用し、無ければ通常のアイコンを使います。(V9.33以降)

 "tbcmd":コマンド値があります。
"数字":コマンド値に対するボタン名と色を決めます。以下の値があります。
"name":表示される名前です。
"color":色を指定します。"#ff0000"や"#f00"といった書き方ができます。
"alt":本来のコマンド名が入っていますが、いまのところ特に用途はありません。

 全てを記述する必要は無く、必要なものだけでいいです。
 いずれも記述しないか、""や0の指定では元々の設定が適用されます。
 変更した場合は全ての秀丸エディタを再起動する必要があります。

 色の指定は、"color":"#ff0000"のようなRGB値だけでなく、名前による指定や、ライトモードとダークモードで別の指定ができます。
 オブジェクトを指定して、"color":{"light":"#666666","dark":"#ffffff"}といったようにライトモードとダークモードで別の指定が可能です。
 "color":"mycolor"のように名前にすると、オブジェクトの根本にある"colors"オブジェクトからの参照になります。
例:
{
 "design":{"showname":"nameonly"},
 "tbcmd":{"1":{"name":"新規","color":"blue","alt":"新規作成"}},
 "colors":{"blue":{"light":"#46c","dark":"#7AC0FF"}}
}

アイコンの大きさ
自動
 画面のDPI値によって自動的に大きさを決めます。
 100%(96dpi)のときは、通常の大きさ(小)を使います。
 150%(144dpi)のときは、大を使います。
 200%(192dpi)のときは、特大を使います。

小(100%)
 従来からある通常の大きさのアイコンです。

大(150%)
 通常の大きさを1.5倍したサイズのアイコンです。

特大(200%)
 通常の大きさを2倍したサイズのアイコンです。

旧タイプ(16色)
 V5.00未満の秀丸エディタで使われていた16色のアイコンを使用します。

アイコンモジュールを使う
 秀丸エディタ用のアイコンモジュール(拡張子hmm)のファイルを指定することができます。
 先頭が%から始まる場合、環境変数を%記号で囲んで記述することができます。(V8.88以降)
 アイコンモジュールはこちらのWebページから入手することができます
 秀まるおのホームページ > ライブラリ > 秀丸エディタのアイコンモジュールライブラリ
   https://hide.maruo.co.jp/lib/hmicon/index.html
 自作する場合
   アイコンモジュール作成方法
   アイコンモジュールの自作は手間がかかりますが、現バージョンでは、冒頭の定義ファイルによる指定で、文字列だけで簡単に作成することができます。

本体ウィンドウのアイコンも変更可能にする
 [アイコンモジュールを使う]の右側の[>>]より変更できます。
 V6.00以降に対応するアイコンモジュールで、アイコンモジュールが本体ウィンドウのアイコンも含む場合、本体ウィンドウのアイコンも変えるかどうかを決めます。
 ツールバーのアイコンは変えたいけど、本体のアイコンは今までどおりにしたい場合にOFFにします。

 本体ウィンドウのアイコンとは、タブモード時の本体ウィンドウと、常駐秀丸エディタのアイコンです。非タブモードの本体ウィンドウには使われません。
 アイコンモジュールが標準の関連付けアイコンの差し替えに対応している場合は、タブモードのタブのアイコンと、非タブモードの本体ウィンドウのアイコンだけが差し替わります。
 [動作環境]→[関連付け]で見えるアイコン、ヒストリのアイコン、エクスプローラのアイコンは変わりません。


フラットにする
 [フラットにする]をチェックすると、ボタンがフラットになります。
 [その他]→[動作環境]→[ウィンドウ]→[Visual Style表示]がチェックされているときは、必ずフラットになって意味が無いですが、チェックするとツールバーのボタンの間の空白が縦線で区切られるようになります。
 ダークモード有効時は常に効果はありません。

マクロ名を表示
 [メニュー/マクロ系]のマクロ1〜10のアイコンをマクロ名で表示します。
 comctl32.dllがV5.81以降で有効です。
 アイコンモジュールで名前を表示する指定がされている場合はこの設定は無効です。

メニュー名を表示
 [メニュー/マクロ系]のメニュー1〜8のアイコンをメニュー名で表示します。
 comctl32.dllがV5.81以降で有効です。
 アイコンモジュールで名前を表示する指定がされている場合はこの設定は無効です。

複数段可能
 アイコンがウィンドウ内に収まりきらないとき、折り返して複数段にして表示できるようにします。
 [浮かせる]にしている場合は、このオプションのON/OFFに関わらず、複数段にできます。

検索ボックスの幅
 検索ボックスの幅を指定します。
 検索ボックスを配置しているときのみ影響があります。

検索ボックスのフォント
 検索ボックスのフォントを指定します。
 フォントサイズも指定することができますが、ツールバーの高さよりも大きいフォントは自動的にツールバーの高さまでに切り詰められます。
 ツールバーの高さよりも小さいフォントは小さいまま指定できます。

ボタンの周りの余白
 ボタンの周りの余白を指定します。
 0以外の値にすると、文字列でボタンを表しているものについては、ボタンの絵の下に文字列が出るようになります。
 [マクロ名を表示]と[メニュー名を表示]については該当するボタンの絵が出ます。
 [ツールバー詳細]ダイアログで[すべてのコマンドを表示]して絵柄が無いボタンについては、何も絵が無いところに下に文字列だけが出るようになります。
 これは少々格好が良くないですが、Windows標準のツールバーの仕様上そうなってしまいます。
 検索ボックスは余白を含めた大きさに伸張して表示されます。

浮かせる
 ツールバーを浮かせて別のウィンドウとして表示します。