特定の範囲内だけで検索したい場合(Ver9.35対応版)
目次−
コマンド−
検索系コマンド−
いろいろな検索例−
特定の範囲内だけで検索したい場合
特定の範囲内だけで検索したい場合は、幾つかの方法があります。
「選択した範囲」を使う方法
- 目的の範囲を選択します。
- 検索ダイアログを出します。(標準でCtrl+F)
- 範囲選択された状態で検索ダイアログを出すと、「選択した範囲」のチェックボックスがクリック可能になっているので、ONにします。
- 「行単位」または「文字単位」のどちらかを選びます。
(行単位の場合は1つのまとまった複数行、文字単位の場合は複数選択も可能です。)
- カーソル位置が範囲の最後の場合は上候補(標準でShift+F3)を、カーソル位置が範囲の先頭の場合は下候補(標準でF3)を押します。
選択した範囲内でのみ検索をするようになります。
- もう一度検索ダイアログを出すと、範囲内検索は解除されます。
検索ダイアログを出す前に範囲内検索を選択コマンドを実行することで、範囲内検索されていた範囲をもう一度使うことができます。
「部分編集」を使う方法
- 目的の範囲を選択します。
- 部分編集にします。(標準でAlt+[ )
- 部分編集の状態になっていると、様々な操作が部分に限定されます。
検索ダイアログを出すときも、上候補も下候補も、部分に限定されます。
- 部分編集を解除します。(標準でAlt+] )
「追加の条件」を使う方法
- 目的の範囲を選択します。
- [検索]→[カラーマーカー]→[一時的なカラーマーカーを付ける]で、範囲に色を付けます。
- 検索ダイアログを出します。(標準でCtrl+F)
- 「追加の条件」をONにして、右側にある「...」ボタンを押します。
- 「カラー表示の条件」は全てOFFにします。
- 「指定の範囲/カラーマーカー内」をONにして、範囲は『「一時的なカラーマーカー」の範囲』を選びます。
- 「追加の条件」のダイアログはOKして決定します。
- この状態で、検索を実行すると、カラーマーカーが付いた部分だけの検索になります。
- もう一度検索ダイアログを出してもカラーマーカーは維持されているので、再び「追加の条件」をONにして検索できます。(ON状態を記憶するには動作環境)
- [検索]→[カラーマーカー]→[一時的なカラーマーカーを全て消去]で、カラーマーカーを消去します。
「追加の条件」の例ではカラーマーカーにしましたが、「複数選択予約」をキー割り当てして、『「複数選択予約」された範囲』を指定すると使いやすいです。
「複数選択予約」は、本来複数選択のための機能ですが、Escで簡単に複数選択予約を消すことができます。