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grepして置換(Ver9.35対応版)
目次コマンド検索系コマンド− grepして置換
 grepして置換は、その名の通りgrepして置換をします。そして、置換されたファイルを上書き保存します。
 正規表現はこちら

 置換に関するオプション以外はgrepの実行と同じです。

 grepの動作環境で「隠しファイルを除外」「指定した拡張子を除外」「拡張子を厳密にチェックする」などの設定ができます。
 grepダイアログ左上の▼を押してgrepの動作環境を開くこともできます。
置換する文字列
 置換する文字列を入力します。

 入力ボックス(コンボボックス)の右横に「>」のような三角マークのボタンがあり、置換文字列に関する操作ができます。
 複数行に切り替える操作ができます。(複数行について
 正規表現がONの場合は、正規表現の入力を補助します。
 このボタンは、Alt+]のキー操作でも押すことができます。

バックアップ
 検索文字列がヒットして、置換が発生した場合、該当のファイルを上書き保存します。その際、バックアップファイルを作成するかどうかを指定します。
 バックアップファイルは、[その他]→[ファイルタイプ別の設定]→[その他]→[バックアップ]の「バックアップの作成」がON相当のものとして作成されます。
 標準のままであれば、同じフォルダに拡張子「.bak」というファイル名で作成されます。
 作成場所や拡張子の付け方は[その他]→[動作環境]→[ファイル]→[保存]の設定によります。

保存の前に確認
 これをONにしておくと、検索中のファイルが視覚的に見えるようになり、検索文字列がヒットした場合は上書き保存するかどうかの問い合わせのダイアログが出るようになります。

クイック全置換で実行
 「置換」ボタンのドロップダウンか、システムメニューの「クイック全置換で実行」を選ぶと、置換の処理はクイック全置換で行うようになります。
 通常の置換との違いは、置換ダイアログのクイック全置換と同じです。
 1つのファイルに多くの置換がある場合に効果があります。
 1つのファイルに置換の数は少なくて、ファイルの数が多くある場合は効果はありません。