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高度な環境(Ver9.35対応版)
目次動作環境環境− editorconfig
ここの設定は、上級者向け設定をONにすると設定できます。

editorconfigとは、幾つかのプログラミング言語向けのテキストエディタで共通に採用されている、タブの幅や拡張子ごとのエンコードの種類を記述するファイルです。
INIファイルに似た書き方で、[]でくくられた部分にワイルドカードを記述して、適用する対象のファイルを決めることができます。
editorconfig
editorconfigの検出
現在開いているファイルに適用可能な「.editorconfig」ファイルを検出します。
ファイルのあるフォルダと同じフォルダに「.editorconfig」ファイルが無いか、root=trueが記述された「.editorconfig」ファイルが見つかるまで上位のフォルダを検索します。

タブ幅等の体裁
「.editorconfig」ファイルで適用可能な以下の値を、どのように処理するかを決めます。

indent_size    タブの文字数を数値で指定します。
tab_width    タブの文字数を数値で指定します。(indent_sizeが無い場合)
indent_style    タブキーで空白入力するか、タブ入力するかを、tabまたはspaceで指定します。
trim_trailing_whitespace    保存するときに行末の空白を除去するかどうかを、trueまたはfalse で指定します。
insert_final_newline    最後の行に改行を付けるかどうかを、trueまたはfalseで指定します。(V9.20以降)

「適用せず、注目バーを自動表示」の場合は、現在の設定と差異がある場合に注目バー(ウィンドウ上部のバー)を表示します。注目バーから操作して、差異が全て無くなったら注目バーは消えます。

エンコードの種類
「.editorconfig」ファイルで適用可能な以下の値を、どのように処理するかを決めます。

end_of_line    改行の種類を、lf, cr, crlfのいずれかで指定します。
charset    エンコードの種類を、latin1, utf-8, utf-8-bom, utf-16be, utf-16leのいずれかで指定します。

「適用せず、注目バーを自動表示」の場合は、現在の設定と差異がある場合に注目バー(ウィンドウ上部のバー)を表示します。注目バーから操作して、差異が全て無くなったら注目バーは消えます。
「適用して、注目バーを常に表示」または「適用する」にしている場合、読み込んで上書き保存するだけでファイル内容が変化する場合があるので注意が必要です。
例えば、日本語(Shift-JIS)のファイルを読み込んで、editorconfigによってUnicode(UTF-8)が適用されている場合、上書き保存するだけでUnicode(UTF-8)に変換されて保存されることになります。


「.editorconfig」ファイルの例:
root = true

[*.mac]
indent_size = 2
indent_style = space
charset = utf-8-bom
end_of_line = crlf