ユーザー定義(Ver9.35対応版)
目次−
ファイルタイプ別の設定−
デザイン−
複数行コメント(ユーザー定義)
「メニュー(E)>>」から「hilightファイル直接指定モード(複数行の強調)」を選んでいる場合は、hilightファイルを直接参照します。
hilightファイルは、[ファイルタイプ別の設定]→[デザイン]→[強調表示]で「ユーザー定義」を選び、ここでも「hilightファイル直接指定モード」を有効にして指定します。
複数行コメントのユーザー定義は、言語のカスタマイズだけでなく、複数行の強調表示として使うことができます。
開始文字列と終了文字列を指定して、その範囲を強調表示します。
- 複数行コメント
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- 自動判定・言語指定
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自動判定にすると現在開いているファイルの拡張子(ファイルタイプ)に応じて、最適と思われる言語を自動的に決定します。
言語指定にすると、拡張子が何であっても言語を固定で指定します。
複数行コメント(自動判定・言語指定)
- ユーザー定義
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言語をユーザー定義します。単純に複数行の強調表示としても利用できます。
言語指定とは併用できません。
- 複数行の強調表示一覧
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複数行の強調表示する文字列の一覧を表示しています。この中の項目をダブルクリックすると、その項目のプロパティが表示されます。
重複して適用されることはなく、テキストの先頭から末尾に向かって順に処理されます。
同じ位置に別の定義がヒットする場合、一覧の上にあるほうが優先されます。「↑」「↓」ボタンで優先順位を変更できます。
例えば、開始文字列「<」と開始文字列「<!--」がある場合、「<!--」を判断させるためには、一覧の上位のほうにもってくる必要があります。
こういった性質は「単一の文字列」で定義されているものでも同様です。「<!--.*?-->」という定義があったとしたら一覧の上位に持ってくる必要があります。
Unicode独自の文字は、ファイルタイプ別の設定上では入力できません。
「メニュー(E)>>」から「hilightファイル直接指定モード(複数行の強調)」を選んでいる場合は、hilightファイルをUTF-16で記述することが可能です。
参照:強調表示文字列(複数行)のプロパティ
使い方の例
「追加...」ボタンで追加して、開始文字列と終了文字列を定義します。
同時に複数定義できます。
例えば、「/*」〜「*/」をコメントにしたいけど、「"」〜「"」に囲まれた文字列としての「/*」はコメントにしたくないという場合は、両方定義することで解決できます。
例 |
開始文字列「/*」 終了文字列「*/」 表示方法「コメント」
開始文字列「"」 終了文字列「"」 表示方法「文字定数」
a = 1; /*comment
comment*/
b = 2; /*comment*/
c = 3; /*comment
"This is not string" */
d = "string
string";
e = "string";
f = "string
/*This is not comment*/ ";
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